陸上男子100メートルでサニブラウン アブデル・ハキーム選手が9秒99をマークしたことで、東京オリンピックの100メートルの代表争いは最大で3人の出場枠をめぐり、これまでにないハイレベルな戦いが繰り広げられることが予想されます。 国際陸上競技連盟はオリンピックの参加資格について、東京大会からは出場選手のおよそ50%を参加標準記録を突破した選手、残りの半分の選手については、来年6月29日時点の世界ランキングに基づくとしています。 東京大会での男子100メートルについて、国際陸連は56人の出場を想定していて、参加標準記録は前回のリオデジャネイロ大会の時の10秒16から10秒05と、より高いレベルに設定されました。 参加標準記録は一部の大会を除き、今月1日以降の記録が対象で、11日に9秒99をマークしたサニブラウン選手は、日本選手で100メートルの参加標準記録を初めて突破した選手となりました。
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