震災で失業、荒れる夫=金無心、妻に暴力−被災地のDV【震災2年】 震災で失業、荒れる夫=金無心、妻に暴力−被災地のDV【震災2年】 DV被害者の支援団体が、被害者から聞き取った証言を記録したメモ=2月23日午後、仙台市内 東日本大震災の被災地で激化する配偶者への暴力。失業に加え、仮設住宅などでの避難生活が長引き将来も見通せず、夫婦の関係にほころびが生じているケースも多いという。 「何が起きたのか分からなかった」。震災から1年2カ月後の2012年5月、岩手県大槌町の女性(32)は仮設住宅の中で突然、夫(35)に平手で顔をたたかれた。震災で失業した夫から金を無心され、言い争いになった後、「先に寝る」と別の部屋に行こうとした矢先のことだった。「お前は何様だ」。怒号とともに暴力は始まった。 夫とは07年に結婚。女性の両親とも同居し、平穏な生活を送っていた。しかし、震災で生活は一変。自宅は流され
大阪府寝屋川市で2010年、1歳の三女を虐待し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた父親の無職岸本憲(28)、母親の美杏(29)両被告の裁判員裁判の判決で、大阪地裁(斎藤正人裁判長)は21日、「親による虐待には今まで以上に厳しい罰を科すことが社会情勢に適合する」として、いずれも求刑を5年上回る懲役15年を言い渡した。 判決は「約9カ月間もの常習的な虐待の末、無抵抗の女児の頭部を横殴りにして床に打ち付けた行為は、殺人罪との境界線に近い」と指摘。「法廷で責任を次女になすりつける虚偽の供述をし、更生意欲も認められない」と非難した。 その上で「近年、児童虐待が大きな問題となっており、求刑は幼児虐待の悪質性を十分に評価していない」と結論付けた。 【関連記事】 【ザンビア現地リポート】チテンゲに祈りを込めて〜途上国の過酷な出産事情 〔特集〕裁判員制度 スタート1年 【特集】取り調べ可視化
印刷 水を浴びせるなどの暴行が加えられたと見られる教会内の修行部屋=27日午前11時32分、熊本県長洲町宮野 女子中学生に「除霊」と称する暴行を加えて死亡させたとして、熊本県警は27日、僧侶の木下和昭(56)=同県長洲町宮野=と父親で会社員舞鴫(まいしぎ)淳(50)=熊本市帯山3丁目=の両容疑者を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。2人とも「除霊のための行為だった」と容疑を否認しているという。 発表によると、両容疑者は8月27日午後9時10分ごろ、同県長洲町宮野の教会内の「お滝場(たきば)」と呼ばれる修行部屋で、中学2年の舞鴫ともみさん(当時13)の両手、両足をベルトなどでいすに縛り付け、無理やり顔面に水を浴びせるなどの暴行を加え、窒息死させた疑いがある。ともみさんは間もなく意識を失い、病院に運ばれたが翌28日午前3時40分ごろ死亡した。 水を浴びていたのは5分程度だったといい、その間、
Jリーグの清水エスパルスとジュビロ磐田が対戦する「静岡ダービー」が28日、アウトソーシングスタジアム日本平(静岡市清水区)であった。試合開始の前、磐田サポーターの10代の男性2人が、清水のアフシン・ゴトビ監督を中傷する横断幕を掲げ、怒った清水のサポーターの一部が、磐田のサポーター席になだれ込むトラブルがあった。けが人はいなかった。 横断幕にはイラン出身のゴトビ監督に対して「ゴトビへ 核兵器 作るのやめろ」と書かれていた。警察官の仲介でトラブルはまもなく収まったが、両チームによると、横断幕を用意した2人は「何も考えずに大変なことをやってしまった」と反省しているという。 試合は雨の中、ホームの清水が優勢に進め、7本のシュートを放ったが0―0で引き分けた。試合後、磐田の吉野博行社長は「清水の関係者やサポーターの皆さんにおわび申し上げたい」と謝罪し、再発防止に努めるとした。
2010年10月18日夜、弊クラブ所属選手である金井貢史が、横浜市内で行われていた交通検問にて職務質問を受けた際に、無免許運転であることが発覚いたしました。 本行為は、一個人として、また人々に夢を与えるべき立場にあるプロサッカー選手として、決して許される行為ではありません。 弊クラブでは本件を重く受け止め、下記の通りの各処分を決定するとともに、再発防止に向け全力で取り組んで参る所存です。 尚、金井貢史は、現在選出されているU-21日本代表の活動に関し、辞退いたします。 本件に関し、ご迷惑、ご心配、ご不快な思いをおかけしました関係各位、並びに、日頃温かいご声援を頂いているファン、サポーターの皆様に、深くお詫びを申し上げます。 横浜マリノス株式会社 代表取締役社長 嘉悦 朗 1、処分対象と内容 (1)金井貢史(20歳/DF/加入3年目)を下記の通り処分する。 ・2010シーズン全公式
郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で、大阪地検特捜部が証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)が改ざんされた疑いがあることが朝日新聞の取材でわかった。取材を受けた地検側が事件の捜査現場を指揮した主任検事(43)から事情を聴いたところ、「誤って書き換えてしまった」と説明したという。しかし、検察関係者は取材に対し「主任検事が一部同僚に『捜査の見立てに合うようにデータを変えた』と話した」としている。検察当局は21日以降、本格調査に乗り出す。 朝日新聞が入手した特捜部の捜査報告書などによると、FDは昨年5月26日、厚生労働省元局長の村木厚子氏(54)=一審・無罪判決=の元部下の上村(かみむら)勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=の自宅から押収された。FD内には、実体のない障害者団体が郵便割引制度の適用を受けるため、上村被告が2004年6月に発行したとされる偽の証明書や
神奈川県警高津署は20日、殺人容疑で職業不詳、松本直也容疑者(22)を逮捕した。同署によると、「手で首を絞めて殺した」と容疑を認めている。 女性は15日、松本容疑者のドメスティックバイオレンス(DV)や金銭トラブルについて同署に相談。同署から事情を聴かれた松本容疑者が「金は返す。今後は手を出さない」と暴力を振るわないと約束したため、2人を帰宅させていた。同署の調べによると、松本容疑者は17〜20日、川崎市高津区北見方の世田谷区非常勤職員、和田裕子さん(29)方で、和田さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれている。 2人は今年4月から同居していた。松本容疑者が20日午前、「彼女を殺した」と110番通報して事件が発覚した。 【関連記事】 警察官の妻がDV被害届→本人につつ抜け 京都府警 鬼束ちひろ“DV”男逮捕で2人の関係が明らかに… 犯行から浮かび上がる未熟な精神構造 静岡の女性殺
民主党の小沢一郎前幹事長は3日午前の民放番組で、自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件を扱っている検察審査会について、「一般の素人の人が、それをいいとか悪いとかいう今の仕組みが果たしていいのかどうかという議論は出てくる」と述べ、制度見直しもあり得るとの考えを示した。関連記事小沢氏、首相になれば強制起訴困難に改善へ向けさらに議論を 存在感増す検…記事本文の続き 小沢氏は、検察審査会が強制起訴を議決すれば、「堂々と受けて自分の潔白を主張したい」と強調。さらに、「強制力を持った捜査当局が捜査して何もなかった」と無実を主張した。 小沢氏の資金管理団体を舞台にした事件は、東京第5検察審査会が4月、「起訴相当」と議決。10月にも2度目の議決をする可能性があり、再び起訴すべきだと議決すれば、通常は強制起訴される。
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