テレビのアナログ放送の画面の上下に「レターボックス」と呼ばれる黒い帯が、今春から本格導入される。7月以降は全時間帯で入れることで、NHKと民放が合意した。横16対縦9の比率のデジタル放送画面を目にしてもらい、視聴者に早期の地デジ対応を促す狙いだ。 アナログ放送画面の右上隅には2008年7月から「アナログ」のロゴマークが表示されている。黒帯はこれをさらに一歩進める措置。画面下の黒帯には、来年7月24日のアナログ放送停波を告知する文字スーパーを随時流す予定だ。 NHKは今年3月29日から、地上アナログ放送の総合テレビ・教育テレビ、BSアナログ放送の衛星第1、第2でニュースや生放送を除く大半の番組で黒帯画面を始める。民放では日本テレビ系列が4月から開始。他のキー局系列も含め7月には、全放送局で始まる見通しだ。
駐輪場の屋根には太陽光発電のパネルが敷き詰められている=16日午前、東京都世田谷区、杉本康弘撮影 太陽光発電システムで電動アシスト自転車を充電し、区民や来訪者に利用してもらう貸し出し拠点を東京都世田谷区が16日、東急田園都市線・桜新町駅近くにオープンさせた。 一足早く電動アシスト自転車の貸し出しを始めていた小田急線・経堂駅と京王線・桜上水駅近くの2拠点と合わせ、東西に走る鉄道を自転車で南北に結ぶ。3拠点のいずれでも乗り捨てられる。 自転車の利用拡大で二酸化炭素削減の取り組みへの理解を広めるのが狙いという。 桜新町には40台を配備。長さ10メートル幅4メートルの駐輪スペースの屋根に太陽光発電のパネルが敷き詰められている。 貸し出す電動アシスト自転車は合計で100台あり、料金は1日300円。初回利用時にカード作成料など3500円が必要だが、カードを返すと全額返却される。 3拠点
車内販売員の茂木久美子さん。「今の自分があるのは山形新幹線のおかげ」と語る=山形新幹線「つばさ」車内4月18日で山形新幹線から引退する「400系」=東京駅、小林写す山形新幹線の新型車両「E3系」=東京駅、小林写す 山形新幹線の初代車両「400系」が4月18日で引退する。新幹線と在来線を乗り換えなしで結ぶ初めてのミニ新幹線として、記念碑的な車両だが、新型車両の導入で一気に廃車が進んだ。この400系と成長した「カリスマ車内販売員」がいる。茂木久美子さん(30)=山形県天童市在住。時代遅れになってしまった「あこがれの車両」に、名残を惜しむ。 茂木さんは1998年秋、山形新幹線で車内販売を行っているJR東日本の関連会社「日本レストランエンタプライズ(NRE)」に入社し、400系で仕事を開始。マニュアルに頼らない独自の「接客術」でひた走った。 「『おいしいですよ』という標準語じゃ伝わらない。山
根元から倒れた大イチョウとおはらいをするために大石段を下りる神職=10日午前8時2分、神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目の鶴岡八幡宮、山元一郎撮影倒れた大イチョウの根元の直径を測る消防署員=10日午前7時49分、神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目の鶴岡八幡宮、山元一郎撮影 神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で10日未明、境内にある大イチョウが倒れた。同市が原因を調べているが、同八幡宮によると、強風で倒れたとみられるという。 大イチョウは樹齢1千年余りとされ、高さ約30メートル、周囲6.8メートル。鎌倉幕府三代将軍の源実朝を暗殺した公暁(くぎょう)が、この木の陰に隠れたという伝説から「隠れ銀杏(いちょう)」とも呼ばれ、大仏と並ぶ同市のシンボルだった。1955年に県の天然記念物に指定されている。 同八幡宮によると、10日午前4時15分ごろ、5分おきに「ドンドン」という音が鳴り、同40分に雷が落ちるような音がして
修士論文を発表する桑田真澄さん 元大リーグ、パイレーツの桑田真澄さん(41)が6日、早大大学院スポーツ科学研究科修士課程1年制に在籍する33人の修士論文の中で、最優秀賞を受賞し、東京都内の同校で論文発表をした。 受賞したのは「『野球道』の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究」。現役プロ野球選手270人へのアンケートをもとに、アマチュアの指導法などを時代背景に合わせ、変えていくべきだとの考察結果を出した。 2009年4月に入学後、最も大変だったのは「机に座っていること」だったといい、論文作成の際には「何日も寝ない日もあった」と振り返った。今後について桑田さんは「今は勉強しすぎておなかいっぱい。1年かけてじっくり考えたい」と話した。
@バンクーバー バックナンバー スポーツ後進国 日本2010年2月23日17時8分 僕はこれまで本当に多くの方にお世話になった。地元の方々、応援してくださった皆様、用具の面倒を見てくださる方、日本オリンピック委員会(JOC)の皆さん。すべての人の支えがあって、4大会連続五輪出場、金、銀、銅メダルの獲得があった。 不遜(ふそん)かもしれないが、申し送りをしておきたいことがある。少し、厳しい言い方になる。が、聞いていただければ幸いだ。 日本はまだまだスポーツ後進国というしかない。五輪の期間中、国中が注目しメダルの数を要求される。選手が責任を感じるのは当然だが、ノルマを課せられているような感じにもなる。それまでの4年間のフォローを国やJOCはきちんとしてきたのだろうか。 政府の事業仕分けが行われ、スポーツ予算は削られる方向になった。全体的な削減は仕方がないとしても、仕分けの仕方は適切だろうか。
@バンクーバー バックナンバー 条治よ 悔しかったか2010年2月17日 条治(加藤)よ、悔しさがだんだんこみ上げてくる銅メダルではなかったか。 僕も同じ色のメダルを持っている。長野五輪の男子1000メートル。500メートル金メダルの勢いで取らせてもらった。正直、まぐれの要素もあり、うれしいメダルだった。 一般的に「銀メダルは悔しいメダル、銅メダルはほっとするメダル」と言われる。つまり、銀メダルには金に届かなかった悔いが残り、銅メダルは表彰台に上がれたという財産が残るという意味合いだ。 条治、君は違っただろう。金メダルが狙えたレースだった。結果として、銅メダル。さらに、銀メダルは同じチームの長島圭一郎に逆転を許し、さらわれた。レース直後の苦しそうな表情は、滑り終えた後の疲れだけではなかったはずだ。 頂点に立てなかった原因ははっきりしている。2回目の滑りだ。第1コーナーの出口でバランスをくず
岩永浩美氏 今夏の参院選佐賀選挙区(改選数1)での4選に意欲を示していた自民党の岩永浩美参院議員(67)が7日、県連の代表役員会で党への公認申請を取り下げ、立候補を断念すると表明した。その後の取材に対し「この5カ月間、政権を離れての生活は想像以上にむなしい日々だった」と述べ、野党転落後の議員活動に展望が開けないことを理由に挙げた。 同党佐賀県連は昨年7月、岩永氏を引き続き公認するよう機関決定、党本部に申請していた。しかし、党本部は総選挙での敗北後、参院選での公募制実施を打ち出し、すでに現職について申請のあった佐賀県連などに再検討を迫った。同県連では、候補者差し替えを求める意見もあり、結論が出せないでいた。 参院選公認問題を検討するため7日招集された代表役員会で、岩永氏は公認申請取り下げを表明。その後の取材に対し「(県議時代も含め)35年間、与党の立場で政策を実現してきた。仮に当選して
「中小企業が助け合う『良い談合』を推奨する」とかねて言っている亀井静香金融相と、談合を取り締まる公正取引委員会の竹島一彦委員長ら幹部が21日夕、金融庁で「火花」を散らした。そもそも、所管大臣のいない公取委の幹部が大臣に呼び出されるのは異例だという。 金融庁17階の大臣室。 「良い談合、悪い談合というものはありません。談合はだめです」(竹島委員長) 「日本の生活文化の中で、適正な受発注が行われるわけで、それを考えてくれ」(亀井氏) 談合は、公共事業などの競争入札で、業者らが水面下で話し合い、どの業者が仕事を取るかを決めること。独占禁止法などに違反するが、亀井氏は様々な場で「良い談合もある」と繰り返してきた。代表を務める国民新党の政権公約にも「明るく正しい良き談合の仕組みをつくる」と書いているほどだ。 06年4月、衆院国土交通委員会に公取委を呼んだ亀井氏の質問をたどってみると、大企業
マングース(資料写真) 国内では沖縄本島と鹿児島県・奄美大島だけに生息するマングース(ジャワマングース)が鹿児島市で確認されたと22日、県が発表した。本土での生息確認は初めて。ペットとして飼うのは禁じられており、船便に紛れて侵入した疑いがあるという。生息地では絶滅希少種の動物を襲って勢力を拡大中。県は生態系が崩れる危険性があると心配し、環境省と対策を話し合う予定だ。 県自然保護課によると、07年8月に市内の路上で見つかった死骸(しがい)を環境省奄美野生生物保護センター(鹿児島県大和村)が調べ、ジャワマングースのメスだと最近わかった。市内の野鳥の会会員からは今年4月に市内で3回目撃したと情報が寄せられ、写真からマングースと確認したという。 マングースは主に西アジアやインドに生息する小型の肉食獣。奄美や沖縄には戦前から戦後にかけてハブを駆除するために持ち込まれた。奄美ではアマミノクロウサ
すさまじいかゆみで人々を悩ませた害虫「トコジラミ」の被害が各地で増えている。70年代にいったん姿を消したが、今世紀に入って米国などで大発生。直後に日本の宿泊施設や老人施設にも姿を現し始めた。殺虫剤に耐性のあるタイプも出現し、専門家は被害の拡大を警告している。 トコジラミの別名は「南京虫」。髪に寄生するアタマジラミや、ケジラミとは違ってシラミの仲間ではなく、カメムシに近い。夜行性で、アリほどの速さではい回り、人の血を吸う。刺された跡は斑点となり、穴が二つあることが多い。1度目は血を吸われてもかゆみはないが、2度目以降はアレルギー反応で強いかゆみが出るという。 マットやじゅうたん、テレビ、エアコンなど様々な場所に潜んでおり、半年で100〜200倍に増えると推定されている。半年間は血を吸わなくても生き続けることができ、殺虫剤が効かない場合もあり、駆除は困難とされる。 もともと日本には生息し
バックナンバー 写真上:02年W杯でのトルシエ元代表監督(左)とダバディ通訳。写真下:昨季のJ1名古屋のストイコビッチ監督(左)と村上通訳。 高校サッカーの日本一が決まったと思ったら、もうJリーグチームの新体制発表の報が届き始めた。クラブW杯と天皇杯でのガンバ大阪の活躍は記憶にまだ新しいし、2008年のシーズンが鹿島の連覇で幕を閉じたのだってつい先月。毎度のことだが、いそいそと09年のシーズンに向けて動き出す。 外国人枠3人+アジア枠が導入された今年だが、現在のところ、新たに日本でプレーする選手は予想ほど増えていない。オーストラリアの選手など多くの国の選手が日本で見られると期待していたが韓国人選手が増えた程度で、補強は大枠で固まったようだ。 新たな外国人監督・選手の獲得が決まると(または内定すると)、当然のごとく該当言語の通訳の市場も動き始め、言語に精通し、なおかつサッカーにも通じた人
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