「やたらと“エビデンス”を求める人」と「陰謀論にハマる人」、その意外な共通点 じつは両者は似ているのかもしれない… 日常用語としての「エビデンス」 ここで、現代社会における「エビデンス」の流行に話を戻そう。 現在、日常用語として浸透している「エビデンス」は、いま見てきた「エビデンス・ベースト・メディシン」の考え方とは大きく異なっている。最大の違いは「エビデンスがある/ない」という二択で語られることだ。 本来の「エビデンス」はレベルごとに序列化されている。だから、根拠の強さは程度の問題であり、「エビデンスが全くない」という状態はほとんど想定されていない。どんな状況でも「弱いエビデンスならある」と言えるからだ。 例えば、一人の医師の見解や患者自身の説明は、根拠としては弱いが「エビデンス」であることに変わりはない。ところが、「エビデンス」を不正確に使う人は、そうした程度の問題を無視し、「ある/な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く