本研究の目的は,研究グループによる研究活動で創発されるインフォーマルな経験則を研究活動スキルであると捉え,新たに研究グループに配属される研究初学者が研究活動スキルを学習する過程を支援するSNS(Social Networking Service)を開発することである.本システムの特徴は,論文やプレゼンテーションの作成過程において教員と学生の間で交わされるコメントをバージョンやメタデータとともに管理することで,研究グループ内で重視されているコメントや典型的な進捗状況プロセスを経験情報として抽出することや,修正の難しいコメントへの他の学生の対応過程をピアレビューすることが可能である点である. : The main topic addressed in this research is to develop a social networking service (SNS) system to