不満や愚痴を大声で叫びながらちゃぶ台をひっくり返し、そのパフォーマンスを競う「ちゃぶ台返し世界大会」が岩手県矢巾町で開かれました。 大会では、およそ40センチ四方のちゃぶ台をひっくり返し、台に載せたおもちゃのサンマの飛距離と、叫ぶことばのユニークさなどを競います。 このうち、白衣姿で登場した矢巾町の女性は「シフトが1年間大変だった。お仕事、頑張った」と叫び、思いっきりちゃぶ台をひっくり返しました。 また、8歳の小学生の女の子は「給食を残さず食べるぞ」と叫び、サンマを1メートル余り飛ばしていました。 優勝したのは、徳島県から単身赴任の夫に会いに来たという29歳の女性で、「遠距離結婚。片道7時間、2万7000円」と絶叫し、会場から大きな歓声が上がっていました。 金のちゃぶ台と米5キロを贈られた女性は「岩手はすてきな所ですが、遠すぎます。でも、来年も出場して2連覇を目指します」と話していました。