証券取引等監視委員会から震えて眠れのお知らせ、ヤフー掲示板の煽り屋が3年前の風説の流布によるヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株の売り抜けで209万円の課徴金勧告
週末にブルームバーグボイスで、JPモルガン・アセット・マネジメントの太田忠 ファンドマネージャーのIPO市場の意見を聞いた。とても楽しく、有意義であった。同意見の部分と反対意見とがあっておもしろかった。 まず、今年1月~6月のIPOは24社で、昨年の同時期が73社であったため7割減であるが、現在の状況は「当然起こるべくして起こった」という。 2006~2007年には、「パブリックという名にふさわしくない会社が次々と出てきた」ため、「途中でボロを出したり、ビジネスモデルが崩壊したりする」企業が次々と出てきた。それにより、これが試金石となり、今年は選別を受けた会社のみが上場する年となっているとの見方。 そして、何よりも激しい意見としては、名証セントレックス、札幌アンビシャス、福岡Qボード上場52社のうち、株価が公募価格を上回っているのは2社しかなく、上場企業の質等の観点から即刻(上場or市場自
現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 2008年4月28日の日経ビジネスに、掲題のタイトルで、今年の新規上場会社数が激減しそうだという予想と、その背景となっている事情が記載されています。 2006年までは、数年間に渡り、150社超の新規上場が行われていたわけで、今年は80社を割り込むのではないかという予想は確かにインパクトの大きい数字ではあります。ただ、一方で、「新規上場会社数を10年トレンドなどで見ると、ITバブル以前の適正水準に戻っただけで、むしろ正常化した」というような話をする業界関係者もいらっしゃいます。実際のところどうなのでしょうか、以下、この業界にずっと関わってきた私なりの所感を記述したいと思います。 2000年のITバブル以前は、上場申請が
(ご注意) 投資銘柄に関する情報を記載することがありますが、投資は自己責任でお願い致します。また、私の職業上知り得た個別企業情報につきましては、一切記載していないことをあらかじめお断りしておきます。 上場の意味 2007年7月10日、SBIホールディングスが、傘下の子会社を通じて、ナルミヤインターナショナル(3364)にTOBをかけることを発表しました。発行済株式数の37%を握る創業家一族と現経営陣は、このTOBに賛同していることから、株価等でもめることもなく、あっさりと成立しそうです。この会社の上場は、2005年3月ですから、わずか2年4ヶ月の上場期間だったと言えます。TOB後は、SBI傘下で、リヴァンプの支援のもと、経営再建を推進するとのことです。 上場来の株価チャートを参照してください。いくら、将来のことはわからないとはいえ、むごい限りです。これでは、上場後に株式を購入した投資家で儲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く