藤野:いよいよ積立NISAの骨格が見えてきました。 中野:スタートは2018年1月から。年間の積立限度額が40万円で、期間は20年。だから限度額は800万円。そんな感じですよね。 藤野:問題は投資対象です。 渋澤:確か、今のNISAだと買える株式がダメで、「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」と書かれていますね。 藤野:そうです。で、信託期間については無期限、もしくは20年以上であることとか、毎月分配はダメだとか、書かれているのですが、どうも直販系の投資信託を外すという意向があるみたい。 渋澤:確かに、インデックスファンドでなければ積立NISAの対象にならない、みたいな声が聞こえてきますね。 藤野:われわれ、アクティブファンドですからね。 中野:金融庁内では、粗悪な既存アクティブファンドに対するアレルギーが相当に強いと聞いています。でも、だからといってすべてのアクティブファンドを排
何か美味しいものを食べに行きたいと思った時に、多くの皆さんは、まずはスマホなどでお店をチェックすると思います。 ネットを検索すれば飲食店の情報が簡単に手に入りますし、スマホアプリでランキングを見たり、レビュアーの書き込みを参考にしたり、自分の好みにあったお店を簡単に探し出すことができて便利な世の中です。 ところが、資産運用を始めようと思った場合はどうでしょうか。 金融機関の窓口で相談して、「こちらがいま人気の投信の売れ筋ランキングです」と一覧を提示されたり、「こちらが最近よく売れている投資信託です」と紹介されたりすると、「みんなが買っている商品なら安心だし大丈夫」と、ついその中から投資信託を選んでしまっているお客様が多くいます。 同じ「ランキング」でも金融商品と飲食店は大違い 「どんな商品がお勧めなの?」と聞いてきたお客様を安心させるために、投資信託であれば、今その銀行で売れている投信の人
その男が運用する投資信託の純資産総額は、2013年121億円→14年250億円→15年533億円→16年1155億円。まさに倍々ゲームで増え続け、日本株ファンド全体で純資産総額の伸び率1位。そんな爆発的人気を誇るのが、レオス・キャピタルワークスの「ひふみ投信」だ。率いる藤野は、かつて投資業界で驚異的な記録、基準価額を2倍以上成長させたカリスマファンドマネージャー。藤野は「正しい投資をすれば企業は輝きを取り戻し、ひいては日本経済を健全にする」という。藤野流の、経済を活性化する投資マネーのあり方とは? 多くの投資信託が、日経平均などを基準にした手堅い運用成績を目指す中、驚異的な運用実績をたたき出す「ひふみ投信」。実はその秘密は、「無名会社」への投資にある。藤野は、年間100社以上自ら全国行脚し、将来の成長を期待できる中小企業を発掘、投資を行い、莫大な利益を得てきた。例えば、富山の田んぼの真ん中
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 2018年1月から始まる個人の資産運用の税制優遇スキーム「積立NISA」。「長期投資」「分散投資」「積立投資」の3点の普及が導入の狙いとみられる 金融庁が「
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 個人がお金を運用するなら 商品は3つだけ知っていればいい! 前回の本連載では、投信をよく分かっている投信ブロガーが選ぶ優良投資信託と、世間の売れ筋の投信が全
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」とは? 投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼らが支持する投資信託はどれか? 証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。 投票期間 2016年11月1日(火曜日)から11月30日(水曜日)まで。 投票資格 “投信ブロガー”であること。2016年9月30日までにブログを開始していること。 投信ブロガーか否かの判断は運営委員会が行います。 対象となる投資信託 2016年10月31日までに設定された投資信託(ETF含む)。 海外籍ETFについては、日本の証券会社を通じて買付可能なものを対象と
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 投信ブロガーが選ぶファンド ベストテンが発表! 投資信託についてブログに記事を書き、情報を発信する「投信ブロガー」が優秀ファンド(投資信託は「ファンド」と俗
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長 最高投資責任者 藤野英人 氏 Evernote マーケティングディレクター 上野美香 氏 Tokyo Work Design Weekオーガナイザー/&Co.,Ltd 代表取締役 横石崇 氏 「日本人のお金観と働き方のいま」 藤野英人氏(以下、藤野):それでは、「さあ、人生でいちばん大切な“お金”の話をしよう」というテーマでお話をしたいと思います。 まずは「日本人のお金観と働き方のいま」という話をしたいんですが、最初に自己紹介ということで。 これがなぜ自己紹介なのかということですね。みなさん、これはなんでしょうか? 女性諸君には日常的なもので、男性諸君には楽しいものじゃないかなと思うんですけど。これはワコールの「グッド・アップ・ブラ」というものです。「いきなりセクハラか、何だこの人は?」と思われたかもしれませんが。 日本で一番ブラジャーを販売した母
コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べのスピンオフ勉強会が6月29日に開催されました。これは3回シリーズの予定で1回目は三井住友アセットマネジメントの木村忠央さんが講師でした。 投資信託をもうちょっと身近に感じてみよう勉強会 第1回 日時:2016年6月29日(水) 19:00〜20:45 場所:イボットソン・アソシエイツ会議室 講師:三井住友アセットマネジメント 株式運用グループ シニアファンドマネージャー(国内株式バリュー運用担当) 木村忠央さん 司会:竹川美奈子さん 三井住友・中小型株ファンドなどを運用している木村さんから中小型株投資についての投資哲学を学びました。どんな想いでファンドを運用しているのか?普段なかなか知ることのできないアクティブファンドの裏側、人間味を知ることが出来たと思います。 ファンド運用を担当することになったきっかけ 竹川: まず自己紹介をお願いします。 木村: 9
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く