あなたは、マツダにどんなイメージを持っていますか?“世界でいちばん売れた2人乗り小型オープンカー”としてギネス記録にもなったロードスター。そして世界で初めて量産化に成功したロータリーエンジンを載せた車は、モーターファンをくぎづけにしました。そんなマツダは、実は世界シェアわずか2%の広島のスモールメーカー。AIや自動運転、EVなど最新技術を軸に自動車業界が大きく変わろうとしている今、“職人魂”にこだわるマツダは、果たして生き残ることができるのでしょうか。創立100年を迎えたマツダの今と、これからを考えます。(広島放送局記者 真方健太朗 後藤祐輔) 広島県にあるマツダの本社工場を訪ねると、まず驚かされるのが生産ライン。大量生産を行う製造業の常識とは異なる姿が目に飛び込んできます。オープンカーのあとにSUV、その次はセダンなど1台ずつ異なる種類の車が次々とラインを流れてきます。 実はマツダは顧客
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