![ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a391ad6e9b22c2d917f81fa0e923ad4d1883c004/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51CPczZQDQL._SL500_.jpg)
チヤホヤされたり、肩書きを持ったりするとつい偉ぶってしまいがちですが、気を付けたいところですね。 2. 会話では相手に話をさせる 私はラクをしたいので、なるべく自分はしゃべらず、相手に話していただいて、同じギャラなら出番が少ないほうが効率がいいわけで、これを芸能効率説といいます(笑)。 もちろんこれはタモリさん流のジョークでしょうが、タモリさんといえば「いいとも」での「テレフォンショッキング」ですよね。 聞き役に徹することの大切さを誰よりも理解、実践しているでしょう。 実は、「気が合う」と思ってもらえる一番かんたんな方法は、話を聞くこと なのです。 以前紹介したこちらが参考になるかもしれません。 これであなたも好かれる!「聞き上手」になるための5つのポイント しかし「聞く」といってもただ黙っていればよいわけではありませんね。 あいづちをうったり、適切な質問をして、相手に気持ちよく話してもら
先月、およそ15年ぶりに、辰濃和男さんの「文章の書き方」を読んだ。 ページをめくる度に、「おーこういう内容だったのか」と驚いてばかりいたので、以前読んだ時にはほとんど何も理解していなかったに違いない。意味を把握したという点では、はじめて読んだといった方が正確だ。 辰濃和男さんは、1975年から1988年まで朝日新聞の天声人語を執筆していた方で、朝日新聞随一のエッセイストと評価されている方だ。1「文章の書き方」は、彼の考える良い文章を書くための準備や心がけをまとめた本なのだが、いわゆるハウツー本ではないことは、まえがきを読めばすぐわかる。 ...とくに考えてみたいのは「文は心である」ということです。正確にものごとを見る訓練をおろそかにしている人が、はたして正確な文章を書くことができるでしょうか。大自然と遊ぶたのしさを知らない人が、人の心をとらえる自然の描写をすることができるでしょうか。品性の
先日、「美学を一から勉強しようとするひとは何読めばいいですか?」って聞かれました。 これまでは「美学研究者なら誰に聞いても同じような答え返ってくるんじゃね?」と思ってて、わざわざ参考文献リスト作ってなかったのですが、昨日amazonで「美学」で検索したら中井正一の『美学入門』とか出てきたんで、やっぱ公の場に出しといたほうがいいかな、と。 では以下、わたしのオススメ本です。 ちなみに、日本語文献です。 英米系分析美学の入門書については、以前書いたので、こちらを見てください⇒★。 はい。 とりあえず、最初はこれ読んで下さい。 西村清和『現代アートの哲学』 まぁ教科書として書かれてますので、読みやすいですし、素朴な日常的関心から専門的な議論への持って行き方が上手いので、読んでて面白いと思います。 練習問題もついてるし、ちゃんと自分で考えたいひとにはオススメ。 読みやすいという点では、これも良いで
2012年01月10日22:50 by tkfire85 広告コピーってこう書くんだ!読本 90点(100点満点中) カテゴリ書評 tkfire85 広告コピーってこう書くんだ!読本posted with amazlet at 12.01.10谷山 雅計 宣伝会議 売り上げランキング: 5085 Amazon.co.jp で詳細を見る いいっ、「日テレ営業中」や「ガス・パッ・チョ」の名コピーを生み出したコピーライターの万人に支持されるための極意が紹介されています。 前もって言っておくとアイディア術の極意を知りたい人にとっては物足りない本だと思う。こうやってアイディアを生み出すんだ!こうやったら人を人を惹き付けられるんだ!といった小手先のテクニックではない。あるい意味で誠実であり堅実な広告コピーの本。それは別の言い方をすれば、全ての人、及び仕事にあける極意なのかしれない。人に何をどう伝え、ど
2012年01月11日22:33 by tkfire85 72年前に出版されたアイディア作成術の本がすごすぎる。 カテゴリ管理人 雑談 tkfire85 アイデアのつくり方posted with amazlet at 11.04.22ジェームス W.ヤング 阪急コミュニケーションズ 売り上げランキング: 729 Amazon.co.jp で詳細を見る 帯に書かれた「60分で読めるれけど一生あなたを離さない本」というコピーもウソじゃない。1940年、広告代理店、トンプソン社の常任最高顧問ジェームス・W・ヤングによって書かれた「アイデアの作り方」がすごすぎます。100ページ程度の薄い本ですが、アイディアに関する要素がぎっしりと詰っている名著と言っても過言ではありません。今回は、そんな「アイディアのつくり方」の中から、アイディアを生み出す方法をご紹介してみょうと思います。 ●アイディアとはそもそ
東大の学生・院生が中心となって、 京大・東工大・一橋大・慶応大・早稲田大・東京医科歯科大などの学生・院生らとともに、 自らの進路選択や学習途上の状態においてこんな書籍リストが欲しかったというものをつくりました。 ますます細分化され、かつ、多様に広がっていく学問の世界を、 自分の専門外をも把握することの重要性の認識は皆共通のものと言えますが、 時間的制約等の困難を伴うため現実的には実行されにくい状態にあり、 この書籍紹介が、進路選択のみならず他専門への認識を深める入口の一助となればと考えています。 あまりに膨大な学問の世界を、分類すること自体が非常に難しいことですが、 大学は時の流れに応じながら常に、学科名専門名という形で、その困難な分類をし続けています。 今回、それぞれの分野の息吹が感じられる本を、東京大学の学部学科専門区分によって整理致しました。 あくまで学生院生制作によるものですので、
2012年01月06日21:44 by tkfire85 去年読んだ120冊の中から厳選。この本がスゴい!BOOK OF THE YEAR 2011 カテゴリ書評 tkfire85 2011年は良い年だった人、悪い人だった人、色々な人がいると思います。去年は3.11の大震災後、景気や気持ち共に低迷していた気がします。不景気でお金に余裕が無い。今年は寝正月だった…。何て言う人もいるかしれません。そんな人に贈る今回の記事。僕が去年読んだ120冊の本の中から、これはスゴイ本だ!と思った本をベスト16方式で紹介してみょうと思います。(※基本的にジャンルは問いません。ビジネス、自己啓発、小説、なんでも読みました。) それでは、この本がスゴい!BOOK OF THE YEAR 2011スタートです。 ●去年読んだ120冊の中から厳選。この本がスゴい!BOOK OF THE YEAR 2011 16位
「良書悪書」のコーナーも最近は認知度が高まり、毎週10冊ぐらい本が贈られてくる。1冊ずつお礼することもできないので、ことし献本いただいた著者と版元には、ここでまとめてお礼を申し上げます。 今年は豊作だった。私の個人ブログとあわせてリストアップすると20冊ぐらいになったが、そのうち文句なしのトップは1である。タレブもいうように、これは国富論と並ぶような新しい学問を創造するインパクトをもつ本だと思う。来年、早川書房から邦訳が出るようだ。3も原著は名著だが、訳がひどい。 “Thinking, Fast and Slow” 『放射能と理性』 『フォールト・ラインズ』 『中国化する日本』 『エネルギー論争の盲点』 “Rational Decision” “Civilization: The West and the Rest” 『正義のアイディア』 『〈起業〉という幻想』 『マンキュー マクロ経済学
2011年もあとわずか。 今年は200冊以上の本を読んだ。 8月にフォトリーディングの講習を受けて読書スピードが上がり、全部の本をレビューできなくなってしまったのが残念。 というわけで、今年僕が今年読んだ200冊の中から感動した本を悩みに悩み、10冊に絞らせていただいた。 冬休みにガンガン読んでもよし。来年の通勤電車の友にしてもよし。 普段なかなか本を読む機会がないという方にもお奨めの、読みやすく感動し気合いが入る、立花絶賛のベスト10です。 是非参考になさってください。 今年も激戦。このベスト10を選ぶのに20冊くらいまでは簡単に絞れたのだが、そこからは本当に苦労した。 ここに入っていない本にも良い本はたくさんあったので、本当は全部紹介したいくらいなのだが、それでは意味がないので、意を決してセレクトさせていただいた。 では、行ってみよう!
さて、今年も残すところわずかになりました。せっかくですので年末年始に経済・金融の本でも読んで、年初めにはライバルに差をつけておきましょう。分厚い教科書をすすめてもいいのですが、ビジネスマンや他学部の学生などにとって、それはさすがに大変でしょう。また、教科書は時事問題にはあまり触れていないので、現実の社会の動きを理解するにはあまり役に立ちません。そこで、今回はぜひこの5冊は読んでおきたい、という本を紹介しましょう。このブログで過去に紹介した本ばかりなので、すでに読んでいる方も多いと思いますが、まだ読んでないものがあったら、この機会にぜひ読んでおきましょう。 1.弱い日本の強い円、佐々木融 大震災など、日本にネガティブなニュースがあるとよく円高になりますが、それはなぜなのか。世界の景気がよくなると円安で、逆に現在のように世界の景気が悪くなると、なぜ円高になるのか。ドルはなぜ下がり続けているのか
山形浩生要約による『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』刊行を記念して 「山形浩生が選ぶ経済がわかる30冊」フェアをジュンク堂書店新宿店の経済書コーナーで実施します。 フェア開催期間中には、山形浩生氏による30冊の解説をまとめた小冊子を無料で配布いたします。 この機会にぜひお運びください。 フェア開催日時 開催場所●ジュンク堂書店新宿店6Fレジ前特設コーナー 開催日時●2012年1月2日(月)〜(フェア期間は未定です) フェアタイトル●山形浩生要約『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』刊行記念フェア 「山形浩生が選ぶ経済がわかる30冊」 ★フェア期間中、山形浩生の30冊の解説が載った小冊子「山形浩生が選ぶ経済がわかる30冊」を無料で配布いたします! 山形浩生が選ぶ「経済がわかる30冊」のリスト一覧◎ 01 クルーグマン教授の経済入門 著:ポール・クルーグマン/翻訳:山形浩生
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/news/1322288822/ 743 :(愛知県):2011/11/27(日) 00:22:43.45 ID:qtoINRDq0 映画監督、宮崎駿が選んだ岩波少年文庫50冊 星の王子さま バラとゆびわ チポリーノの冒険 ムギと王さま 三銃士 秘密の花園 ニーベルンゲンの宝 シャーロック・ホウムズの冒険 ふしぎの国のアリス 小さい牛追い せむしの小馬 ファーブルの昆虫記 日本霊異記 イワンのばか 第九軍団のワシ クマのプーさん 長い冬 風の王子たち 思い出のマーニー たのしい川べ とぶ船 フランバーズ屋敷の人びとと 真夜中のパーティー トム・ソーヤーの冒険 注文の多い料理店 海底二万里 床下の小人たち ハイジ 長い長いお医者さんの話 ツバメ号とアマゾン号 飛ぶ教室 ロビンソン・クルーソー 宝島 みどりのゆび ネギをうえた人
今年もお世話になりました、すべて「あなた」のおかげ。 このブログのタイトルは、「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」。そして、このブログの目的は、「あなた」を探すこと。ともすると似た本ばかり淫するわたしに、「それがスゴいならコレは?」とオススメしたり、twitterやfacebookやtumblrで呟いたり、「これを読まずして語るな!」と叩いたり―――そんな「あなた」を探すのが、このブログの究極の目的だ。 昨年までの探索結果は、以下の通り。 この本がスゴい!2010 この本がスゴい!2009 この本がスゴい!2008 この本がスゴい!2007 この本がスゴい!2006 この本がスゴい!2005 この本がスゴい!2004 昨年から始めたオフ会で、たくさんの気づきとオススメと出会いを、「あなた」からもらっている。目の前でチカラ強くプッシュしてもらったり、物語談義を丁々と続けたり
今年も模擬講義の季節がやってまいりました。 とりあえず埼玉県立越谷北高校の皆さん、お約束のバージョンアップ版です。 再来週は都立三田高校に参ります。 ========================== 社会学は経済学や政治学と並んで「社会科学」の仲間とされていますが、日本の大学では大体社会学科は(もちろん、社会学部のないところでは、ですが国公立大学にはほとんど社会学部はありません)文学部に配置されています。なぜこうなっているのかといえば、社会学部は他の社会科学と比べて「主観」、人間の主観的な意識、心をその焦点とするからです。 経済学をはじめとして他の社会科学は「客観」的現実に照準を合わせますが、社会学はこれを無視するわけではないにせよ、人間がそうした「客観」的現実をどう「主観」的に経験し、その経験から「客観」的現実にはたらきかけていくか、を主題とします。その意味で人間の「主観」に照準する
以前ツイッターで @tsugamit さんにご紹介いただいた「日本人をやめる方法」。200ページちょっとの新書で、数時間で読破できる程度の軽い読み物だ。だがそこには、日本人と日本文化に対する極めて根源的な批判が含まれている。私は、この著者とあまりに問題意識が重なりすぎていて、書評をどこから書き始めたらいいのかわからなかった。それくらいに私にとっては重い本だ。 日本人をやめる方法 作者: 杉本良夫出版社/メーカー: ほんの木発売日: 1990/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (1件) を見る著者の杉本良夫氏は1939年生まれ。京大を卒業後、毎日新聞社に入社して記者になるが、記者クラブ等古くさい因習にウンザリして3年で退社。米国に渡って博士号を取得し、オーストラリアで大学教授になる。そうやって海外に出て23年経過したときに書いた本である。 最初に断っ
マシュマロチャレンジは、TEDのサイトで知った。 (http://www.ted.com/talks/lang/jpn/tom_wujec_build_a_tower.html) マシュマロチャレンジは、それぞれ4人のチームがスパゲッティ20本、テープとひもそれぞれ90cm、マシュマロを使って、一番高い構造物を作るのを競うゲームだ。チームビルディングのためのゲームだが、結果から重要なことに気がつかされる。 結果が一番ひどいのは、ビジネススクール新卒者達。 ビジネススクールの新卒者たちは、適切な解を見つけ出す教育を受けており、プラン通り実行していくものの、マシュマロをトップに乗せるころには時間ぎりぎりとなり、「あぁ〜あ(+o+)」といった結果になる。 逆に良い結果をだすのは、幼稚園新卒者達。 幼稚園新卒者たちは、マシュマロを高い位置のもっていくという次々に試行錯誤を続けて、結果として一番高い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く