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2012年1月10日のブックマーク (4件)

  • 困難な時代を生きる君たちへ - 内田樹の研究室

    神戸新聞の元日配達号に「中高生のために」一文を草して欲しいと頼まれた。 困難な時代を生きる君たちへというタイトルを頂いた。 神戸新聞購読者以外の方の眼には止まらなかったものなので、ここに再録する。 みなさんがこれから生きて行く時代はたいへんに困難なものとなります。 戦争に巻き込まれるとか、大災害に襲われるとかいうことではありません。そうではなくて、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないということです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることがむずかしくなった。 ただし、「むずかしくなった」だけで、まるで不可能になったわけではありません。そこがむしろ問題なんです。受験勉強なんか無駄、学歴なんか無意味、資格や免状も

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    repon 2012/01/10
    成功する人は生まれた時からそもそも「悩む」という電通の作った思考のフレームワークに嵌らない。もし悩んだり、ウチダ先生の本を読んで我が意を得たりと思った人は、もうダメなんだと思ったほうがいいと、僕は思う
  • あれが悪人だと指さす者の主観が悪を定めてる - 狐の王国

    かつてソクラテスは「善とは何か」を問いかけた。みな善や悪についてわかったつもりでいる。あれはいいもの、悪いものだと簡単に判断している。特に悪に対する判断は非常に軽薄だ。 中田宏「政治家の殺し方」という連載がある。政治家の殺し方というの抜粋だそうだ。ここで無実の横浜市長がメディアや民衆によって「悪」にしたてあげられる様子が描かれている。 政治家の殺し方 作者: 中田宏出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/10/26メディア: 単行購入: 14人 クリック: 298回この商品を含むブログ (50件) を見る こんなことは日常茶飯事だ。でなければこれほど日の首相がころころ入れ代わるものか。誰かを悪にしたてあげることは、バカみたいに簡単だ。だって誰も当の「善」も「悪」もわかってないのだから。 「悪」というものを考えるとき、とてもよい材料がある。昨年その子供向けのようなタイトルと絵柄

    あれが悪人だと指さす者の主観が悪を定めてる - 狐の王国
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    repon 2012/01/10
    「悪」とは、存在しなかった選択を、存在しなかった時間において誤った選択をした者のことである。敵とは、自由選択をし、誤った方を選んだとされる主体である。(ジジェク「イデオロギーの崇高な対象)
  • 困難な時代を生きる僕たちへ - 狐の王国

    なんとも陰とした見出しと内容の記事があがっていたので。 困難な時代を生きる君たちへ (内田樹の研究室) 困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記 このふたりは50代、60代であり、バブルまでの高度経済成長の中、社会に出て大人になった人たちだ。嫌な言い方をしてしまえば、社会に望まれて社会人になった人たちだ。 我々の世代は違う。団塊Jr氷河期世代が社会から最初に受け取ったメッセージは「君たちは要らない子」だ。それはこの20年、日社会が若者に向けて発してきたメッセージだ。 人生設計? そんなものに意味があるのかすらわからない。何がどう動くのか、自分は何に巻き込まれるのか。まったく想像が付かない。安全な場所なんてどこにあるんだろう。 年寄りは言う。若者よ、もっと視野を広げろ、努力しろ。 視野を広げてみた。中国が成長していた。東南アジアが熱かった。韓国の家電に、日が負けている

    困難な時代を生きる僕たちへ - 狐の王国
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    repon 2012/01/10
  • 困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記

    みなさんがこれから生きて行く時代過去の時代に比べればより自分というものが問われるものになります。 戦争に巻き込まれることはないでしょうが、大災害に襲われる可能性は高くあります(富士山も爆発するでしょうし東京に大震災は訪れるでしょう)。しかし、生きるということは、避けがたいことは受けいれるということです。そして、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないというなら、人まねをしないことです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることは、実際には過去の時代にもそう多くはありませんでした。大学の先生のお話なんか聞いてないで、漁港や寒村で働く人の話を聞いてごらんなさい。 生きることはいつの時代でもむずかしいものです。なぜか。あ

    困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記
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    repon 2012/01/10
    生きがいの本質は他者からの収奪であり根源は暴力である。個性とは、殺すために「異なる」ことが必要だから生まれた。歴史。暴力の突き詰め→「虐殺器官」、暴力の排除→「ハーモニー」に書いてある。