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ブックマーク / anti-mci.jp (2)

  • もの忘れ・感情の起伏が激しいのはボケが原因?それとも認知症?

    佐藤洋子さん(仮名)・初診時74歳・女性 佐藤洋子さん(74歳・女性 / 仮名)は、少し前にご主人を亡くし、娘さん夫婦と一緒に暮らしていました。娘さんが会社勤めをしていることもあって、ウィークデーは家事のほとんどをこなし、地域の活動などにも積極的に参加していたといいます。 そんな佐藤さんの様子がおかしいと、ご家族が気づいたのは1か月ほど前でした。 付き添ってきた娘さんは、 「何でもきちんとやらないと気がすまない性格でしたのに、ある日、ごみの分別をしていなくて、あれっ? と思ったんですね。そしたら今度はごみを出す曜日を間違えたり、好きだった料理もつくらなくなって……」 と訴えられました。 普通に、話している内容は理解できているし、判断力もあるようなのですが、もの忘れが極端に激しくなり、急にふさぎ込んだり、ちょっとしたことで泣いたり、怒ったりすることが目立つようになったそうです。 ご人も病識

    もの忘れ・感情の起伏が激しいのはボケが原因?それとも認知症?
  • 物忘れや物盗られ妄想が現れる 「アルツハイマー型認知症」

    小松八重子さん(仮名)・初診時78歳・女性 小松八重子さん(78歳・女性 / 仮名)は、小学校の教師を定年まで勤め上げ、その後はご主人と穏やかな生活をおくっていました。お二人ははた目から見ても、とても仲の良いご夫婦で、どこへ行くにも一緒。年に二度の温泉旅行は、定例になっていたそうです。 ところが、そのご主人が2年ほど前に亡くなりました。それを機に、長男夫婦と同居。その頃から、小松さんにもの忘れが出現するようになったそうです。 症状は、次第に進行し、買い物に行くたびに、同じ品を買ってきたり、水道を出しっ放しにしたり、ガスに鍋をかけているのを忘れて別のことを始めたり……、そんななことが、頻繁に見られるようになりました。お嫁さんが、その都度注意をしていましたが、ますますひどくなる一方でした。 そして、ある日のこと、 「あなた、私の財布を盗ったでしょう!?」 小松さんに、「物盗られ妄想」が出現し

    物忘れや物盗られ妄想が現れる 「アルツハイマー型認知症」
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