目の血流が緑内障の病状を左右することは、最新の研究によっても明らかにされています。食べ過ぎ、甘い物好き、油っこい物のとり過ぎなどは、血流を悪くする大きな要因になります。また、血流改善のためには、ゆったりした散歩ペースで、楽しみながら歩くことが大切です。【解説】山口康三(回生眼科院長) 山口康三(やまぐち・こうぞう)回生眼科院長。1981年自治医科大学医学部卒業。横浜市立市民病院などを経て、91年より現職。食事や運動、睡眠などで綜合的に対処する「目の綜合医療」を考案。著書『緑内障・白内障は朝食抜きでよくなる』(マキノ出版)が好評発売中。 ▼回生眼科(公式サイト) 緑内障とはどんな病気?緑内障は、眼圧(眼球内の圧力)が高いことにより、視神経が障害され、視野が欠けていく(見える範囲が狭くなっていく)病気です。進行すると、最終的には失明に至ります。現在、日本では、緑内障が成人の失明原因の第1位とな