W3Cは15日(米国時間)、SPARQL Query Language for RDF、SPARQL Protocol for RDF、SPARQL Query Results XML Formatの3つの技術仕様をW3C勧告として発表した。今回公開されたSPARQL関連の仕様は、技術仕様の正式公開という側面以外にも、セマンティックWebにおけるデータ操作を加速させる鍵となる技術として重要な側面を担っている。 SPARQL(スパークル)はデータの問い合わせを行うためのクエリ言語。RDBMSのデータを操作するためにSQL言語が開発されたように、セマンティックWebのデータを操作するためにSPARQLを使うことを想定して策定されている。SPARQLを使ってデータの問い合わせを実現することで、その背後にあるデータ形式を加味する必要がなくなり、問い合わせそのものに注力できるようになる。 クエリ言語