IaaSおよびPaaS事業者の米Joyentは11月3日、「SmartDataCenter(SDC)」と「Manta Storage Service」の2種類の技術をオープンソースとして公開した。共にコンテナ技術を活用するための管理ツールで、オープンソースにすることでコンテナベースのアーキテクチャの受け入れを促進する狙い。 SmartDataCenter(SDC)はコンテナベースのオーケストレーションソフトウェアで、Dockerアプリケーションコンテナを迅速に立ち上げられる。約5年前からJoyentのパブリッククラウドで使われている技術で、拡張性、容易なインストールおよび運用を特徴とする。プライベートクラウドの管理プラットフォームとして利用でき、これを利用してコンテナベースのIaaSをデータセンター内で運用できる。今回公開されたのはバージョン7。 Manta Storage Service