若者ライダーを増やしたい 7月9日 16時55分 広大な大地や緑豊かな峠道を軽快に走るツーリング。かつては若者のレジャーの代表格でしたが、今はオートバイを楽しむ人の平均年齢が51歳とライダーの年齢が高くなっていることはご存じだったでしょうか。メーカー側は中年ライダーが増えることを歓迎していますが、やはり事業の将来性を考えると「もっと若い人にも乗ってもらいたい」というのが切実な本音であるようです。 ヤマハ発動機が先日、発表したユニークなデザインの新型オートバイの舞台裏から、業界の課題を経済部・自動車担当の楠谷遼記者が解説します。 新投入「3輪オートバイ」のねらいは ヤマハ発動機が今月1日、お披露目した新型オートバイはご覧の写真のとおり。前輪が2つで、後輪が1つという3輪のオートバイです。排気量は125CCで、ハンドルを切ると2つの前輪が連動して傾き、カーブでも安定感を保ちながら軽快な走りが