劇的な腕ひしぎ 日本が格闘技ブームに沸いた2000年代、“闘うフリーター”として人気を博した総合格闘家・所英男。年末の格闘技イベントで26歳と若く勢いにのる才賀紀左衛門を見事に破った男は、これからどこに行こうとしているのか。38歳になった所の現在と、格闘技界の未来を追った。 2015年12月29日、“格闘技復活”を銘打った「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」が幕を開けた。年末に格闘技イベントがテレビの地上波で放送されたのは5年ぶり。桜庭和志vs青木真也の対戦やエメリヤーエンコ・ヒョードルの復活が注目されたこの大会だが、年末のお祭りらしく“華やかさ”で観客を魅了した試合があった。所英男vs才賀紀左衛門の対戦だ。 序盤、所はタックルを切られ、テイクダウンに難儀。その間に才賀からショートのフックを見舞われてしまう。なんとかテイクダウンに持ち込むが、バックか
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