浅倉久志氏(あさくら・ひさし、本名・大谷善次=おおたに・ぜんじ=翻訳家)14日、心不全で死去。79歳。告別式は親族で行う。喪主は妻、大谷宣子(のぶこ)さん。 カート・ヴォネガット「タイタンの妖女」、フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」などSF作品の翻訳で知られた。
社会・経済が発展すると晩婚、出産の高齢化が進み、出生率は下がると考えられてきたが、発展がある段階を超えると、出生率は再び増加に転じる傾向にあることが、米ペンシルベニア大学などの分析で明らかになった。 この中で日本は出生率が上がらない例外的存在であることもわかった。6日付の英科学誌ネイチャーで発表する。 研究グループは、各国の生活の質と発展度合いを示す人間開発指数(HDI、最高値は1・00)と、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率との関係について、1975年から2005年まで比較した。 調査対象は05年時点でHDIが0・85以上の日米欧など37か国。その結果、HDIが高くなるほど出生率は低下したが、HDIが0・85〜0・90に達した段階で、出生率が逆に上昇する傾向があることがわかった。 例えば、米国は76年(HDI0・88)、イタリアは94年(同0・90)に、出生率が増加に転じ
外国産のウナギを国産と偽る産地偽装事件が相次ぐ中、卸業者が発行する偽の「産地証明書」が被害拡大の要因になっているとして、警視庁は16日午後、農林水産省と合同で、証明書のあり方を検討する初の会議を開く。 警察当局が食品表示を監督する同省とともに再発防止策を検討するのは異例。消費者の安全志向の高まりから、食品の産地証明を求める声が強まる一方、全国で摘発された卸業者の多くが、偽の産地証明書で加工・小売業者を信用させており、証明書発行の枠組みや法的規制などについて検討を始める。 同省によると、ここ数年、大手スーパーを中心に卸売業者に対して食品の産地証明を求める動きが広がっているが、証明書の記載内容が正しいかを認定したり、調査したりする公的機関はなく、卸売業者に証明書発行の法的義務もないため、表示内容は業者のモラルに任されているのが実情。昨年以降、ウナギの産地を偽装したとして不正競争防止法違反などで
東京都内で最もホームレスが多い上野公園(台東区)周辺で、「地域に迷惑をかけない」「困った時は助け合う」という路上生活の「ルール」を無視するホームレスが増えている。 景気の急激な落ち込みで、一時的に路上生活を余儀なくされている「新参者」が続々集まってくることが要因とみられ、古参組との摩擦やトラブルも広がっている。 JR上野駅に近い「アメ横商店街」。深夜になると、シャッターが降りた店舗の前に、2~3メートルおきに段ボールが並び始める。 ここで半年前から寝ているという男性(58)は2月19日、ビリビリという大きな音で目が覚めた。 目の前にある喫茶店のごみ置き場で、見慣れない男がごみ袋を破き、食べ残しのパンを取り出していた。新顔のホームレス3人も同じようにごみ袋を破いて中身を持ち去っていく。路上には、袋から飛び出たごみが散らばったまま残された。 男性は、ごみ袋の中から食べ物を探す時には、袋の口をき
【バンコク=田原徳容】タイの反政府勢力「市民民主化同盟(PAD)」が9日間にわたり占拠したスワンナプーム国際空港。約5000人が陣取ったアジア最大規模の空港は、PAD支持者の“生活の場”と化していた。 「ここでの生活は良かった。足止めされた外国人も参加すれば、宿泊代と食事代が浮いたのに」。毛布をたたんでいたバンコクの大学生、ナウィット・ナリスラノンさん(23)は屈託がなかった。4階出国ロビーのカウンターを拠点にトイレで洗濯し、PAD支給の料理を食べ、子供の遊び相手にもなった。「快適なデモ。また来る」 PAD支持者らは3日早朝から、支給されたドーム型テントをたたみ、寝床に敷いた段ボールなどを積み重ねた。イスなどを元に戻した。モップで掃除する人がいる一方、ゴミを放置して立ち去る人も。 航空会社のカウンターや売店には「一切、触れていない」(PAD幹部)と言うが、電球は外され、店の棚からはカップめ
40歳代主婦。大事に育ててきた息子は21歳。有名な進学高校を卒業し、大学に通っています。教授のお話では友人からも信頼され、成績もトップクラスだということです。 自慢の息子ですが、1年前、社会人3年目の娘さんと出会い、付き合い始めたのです。最近ホテルに泊まったりしていることもわかりました。私は交際には大反対。心配でたまらず母の気持ちを手紙に書いて渡しましたが、息子はこの件に関しては何も言いません。 息子は大学院に進んで勉強を続けるつもりで、結婚までは考えていないようです。しかし、もし妊娠でもしたら将来は絶望です。息子にはもっとふさわしい相手がいると思います。 夫は「親の気持ちは伝えたのだから見守るしかない」としか言ってくれません。この話になると夫とも口論になります。初めて人生に絶望を感じました。息子が今後も付き合いを続けるなら、夫に離婚を申し出ることも真剣に考えています。(埼玉・S子) 希望
40歳代の母親。中学3年生の姉と2年生の弟の、2人の子どものことで相談します。 2か月ほど前、風呂の棚に仕掛けられたビデオカメラを姉が見つけ、弟を問いつめているところに私が帰宅しました。その時はきつくしかりました。言い訳のしようもなく息子は黙っていました。 それ以来、姉は弟を見るたびに小さい声で「きもっ!」と言います。2人はしゃべりません。 私は子どもたちにはこれまでどおり接しています。しかし、息子が盗撮をしようとしたのか、身内の裸で興奮する変態なのか、それとも、そういうことにとても興味のある年ごろでつい身近にあったビデオカメラを使ってみただけなのか、いろいろ考えて悩んでおります。 この先、子どもたちそれぞれに、どう対応していけばいいのでしょう。夫には話していません。(京都・F子) 家族内での事件ですが、親のあなたにすれば、ゾッとして頭が真っ白ですね。 でも、思春期のまっただ中の子どもは、
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