中井洽(ひろし)国家公安委員長は25日、同日発売の「週刊新潮」で、家族や事務所関係者ではない女性に、居住する議員宿舎のカードキーを常に貸与している可能性があり、女性が1人で自由に宿舎に出入りしている−などと伝えられたことについて、報道された女性にカードキーを渡していることを認めた上で、「カードキー(の管理)については、規則などはない。何か問題があるならばはっきりと言ってもらいたい」と述べた。 中井氏は同日午前、首相官邸で平野官房長から事実関係について確認を求められたことを明らかにし、平野長官から「(報道されることについて)十分に気をつけてもらいたい」と指示されたとしたうえで、「(進退については)全く考えていない。引き続き職務に精励したい」と話し、今回の報道が進退問題に発展することはないとの認識を示した。 中井氏は「30歳代前半のホステス」と報じられた女性について、「6年ほどのつきあい」と説