海賊対処部隊の自衛官死亡=外傷なし、艦内トイレで倒れる 海賊対処部隊の自衛官死亡=外傷なし、艦内トイレで倒れる 9日午後7時35分(日本時間)ごろ、アフリカ・ソマリア沖で海賊対処活動に当たっている海上自衛隊の護衛艦「ゆうぎり」がジブチ沖約45キロの洋上を航行中、艦内トイレで3等海曹の隊員(23)が倒れているのを同僚が発見した。 発見時、隊員は呼吸停止状態で、付近にいた護衛艦「むらさめ」の医官が移乗して治療に当たったが回復せず、その後、艦載ヘリコプターなどでジブチのフランス軍病院に運ばれたが、同10時45分ごろ、死亡が確認された。 外傷などはなく、同病院の医師が死因を調べている。(2010/06/10-09:16)