<クリックで拡大> ソフトウェアのバージョンアップビジネスモデルは常に新規ユーザの獲得が最重要課題となります。もちろん既存顧客のバージョンアップ応諾率を高めることも重要ですが、応諾率はどんなにがんばっても100%にならないこと、バージョンアップ価格が一般に製品価格の半分以下であることから、成長の絵を描くには新規ユーザをいかに獲得するかがポイントになります。 グラフは2001年の1-3月期から、先日発表された2007年10-12月期までのApple のCPU 出荷台数推移です。各四半期における直前1年間の販売台数をプロットしてあります。 これを見ると一目瞭然ですが、日本市場はこの7年の間全く成長していないどころか縮小しているとさえ言えます。グラフの期間中World Wide の出荷台数が最も少なかった2003年4-6月期を基準にすると、北米は2倍、ヨーロッパはなんと3.1倍、直営店(Reta