2020年2月3日、封鎖されている武漢の病院で、回診中に肺のCTスキャン画像を見る医師。(PHOTOGRAPH BY STR/AFP VIA GETTY IMAGES) 中国で猛威を振るっている新型コロナウイルスについては、まだ知られていないことが多い。しかしひとつだけ確実なのは、このウイルスに感染すると、体中に異変が起きるということだ。(参考記事:「新型コロナ、インフルやエボラと比べた危険度は」) SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)のように動物から人間へ感染した過去のコロナウイルスは、通常の風邪ウイルスとは違い、多くの臓器に広がって様々な症状を引き起こした。今回の新型ウイルスも例外ではない。(参考記事:「MERSワクチン、開発が進まない理由」) わずか1カ月あまりで2000人以上の死者を出したのはそのせいだ。致死率はSARSの5分の1程度のようだが、死者数は既
View live mapBy: Chris Wu Mapbox China just launched a real-time map to visualize the spread of the Coronavirus (2019-nCoV) epidemic with Sinomaps, the leading map publishing house in China. The new map uses real-time data and heatmaps to display both the current and historical spread of 2019-nCoV over the past few weeks. How we built it:First, we selected a highly customized global topographic ba
政府、広がる批判に焦り 「水際で失敗」、支持率に影―新型肺炎 2020年02月19日18時10分 首相官邸に入る安倍晋三首相=18日午前、東京・永田町 新型コロナウイルスによる肺炎への政府対応に批判が広がっている。安倍晋三首相が先頭に立って取り組んだ水際対策は奏功せず、国内で感染が拡大。横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に対する措置でも、乗客乗員を船内にとどめ置いた判断が「かえって集団感染を悪化させた」と指摘された。「未知の感染症」への国民の不安は内閣支持率にも影を落とし、政府・与党は危機感を強めている。 乗客下船、19日開始 新たに88人の感染確認―クルーズ、21日に完了か 「事態を小さく見せようとし、水際で失敗した」。野党共同会派が18日に開いた新型肺炎に関する合同対策本部の会合で、国民民主党の泉健太政調会長は政府の対応を厳しく批判した。 政府は当初、発熱症状や中国
米国で季節性インフルエンザが猛威をふるい、患者は2600万人以上、死者は約1万4000人にのぼっている。だが、一連の情報を発表してきた米疾病対策センター(CDC)が「インフル症状だった人に新型コロナウイルス検査をする」と発表した。麻酔科医の筒井冨美氏は、「インフル患者とされた人の中に、相当数の新型コロナ患者がいる恐れがある」という――。 【写真】インフルエンザに似た症状を示した患者に対しても、新型コロナ検査を開始する」と発表した ■インフル患者の中に新型コロナ感染者が相当数含まれる可能性 世界的に新型コロナウイルス関連のニュースが相次ぐ中、2月14日、筆者たち医師にとって極めて気になるニュースが飛び込んできた。それは、米当局が「インフルエンザに似た症状が確認された患者に対し、新型コロナウイルス検査を開始する」というものである。 筆者は早速、記事のソースであるCDC(Centers for
新型コロナウイルスに関する簡単な解説とまとめ記事 ※ 本記事は更新していきます。最終更新 2020.5.10 ※ COVID-19 についての情報集として、新たなサイトを立ち上げました。 昨年(2019年)12月31日に武漢市が発表した原因不明の肺炎の起因ウイルスは、新しいコロナウイルスであることが中国当局によって確認され(2020年1月9日)、世界保健機関(WHO) は新型コロナウイルスに 2019-nCoV という暫定的な名前を付けました(1月10日)。2月11日には 、WHOは引き起こされる疾患の正式名称を COVID-19 とし、 ウイルスについては International Committee on Taxonomy of Viruses は、severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) を正式名称とし
京都市で新型コロナウイルスへの感染が確認された2人の治療を担当した医師がNHKの単独インタビューに応じ、「治療薬がないので、静養して栄養をとってもらい、患者自身の抵抗力で治るのを待った」と振り返りました。 2人の容体が回復し、今週までに退院したのを受け、清水医師がNHKの単独インタビューに応じました。 この中で清水医師は2人の症状について、「最初は熱が出て体がだるく、そのうちせきが出てくる症状だった。これが数日ですむなら、かぜかなと思うが、それが5日から1週間、続いた」と振り返りました。 また治療について、直接効果がある薬がないため、「基本的にはゆっくり静養してもらって栄養をとってもらい、患者自身の抵抗力で治るのを待った」と話しました。 さらに治療の際の対応について清水医師は「キャップ、アイガード、マスクなどを付けて、診察や検体の採取にあたった。特に防護服を脱ぐ際はウイルスが手に付かないよ
「新型コロナウイルスにHIVタンパク質に似たものが挿入されている」という趣旨の論文がbioRxiv(バイオアーカイブ)という論文予稿の保管サイトにUPされていた件。 論文著者の一人が「現在のバージョンを撤回する」とコメントしました。 インド工科大学の論文著者「新型コロナウイルスにHIVタンパク質に似たものが挿入」⇒誤解避けるため撤回方針 「HIVたんぱく質類似のもの」に過ぎず「人為的な挿入」とは言っていない 「新型コロナにHIVウイルスが人為的に挿入」はフェイク・デマ扱いでよい インド工科大学の論文著者「新型コロナウイルスにHIVタンパク質に似たものが挿入」⇒誤解避けるため撤回方針 "Prashant Pradhan",という名前の論文の筆頭著者がbioRxivの論文ページのコメント欄に以下投稿しました。2月2日6:15:25 UTCの魚拓 撤回前の論文 This is a prelimi
新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国の保健当局は、感染して死亡した人が、最も深刻な湖北省で新たに45人増えて304人となったと発表し、今回の感染拡大に伴う死者は300人を超えました。また、患者の数も2590人増えて1万4380人となりました。 また、患者の数は、2590人増えて1万4380人となり、中国だけで1万4000人を超えました。 このうち症状の重い人は2110人に上っています。 このほか、中国以外では、これまでに26の国と地域で170人の感染者が確認されています。 患者の数が9000人を超えて感染拡大が最も深刻な湖北省では症状の重い患者がおよそ1100人、重体の患者もおよそ440人と、重症の患者も増え続けていて、感染拡大の防止とともに医療体制の拡充が喫緊の課題となっています。 中国政府は、軍の輸送機を動員して医療物資を運んでいるほか、湖北省の武漢では、突貫工事で建設が進められて
中国では新型のコロナウイルスの感染がさらに拡大し、中国の保健当局は患者が、29日、さらに1737人増え、7711人になり、死亡した人は170人になったと発表しました。 中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が、29日、さらに1737人増え、7711人になったと発表しました。 29日はチベット自治区で初めての患者が確認され、これで中国のすべての省と自治区、それに直轄市で患者が確認されました。患者のうち症状の重い人は1370人にのぼっているということです。 一方、死亡した人の数は、29日、38人増えてあわせて170人になりました。 感染者は中国以外にも広がり、これまでに19の国と地域で100人を超す人が感染しています。 中国の疾病予防センターの幹部は、新型のコロナウイルスについて国営メディアの取材に対して「代替わりして増える間隔が短く感染者が増える速度が速い
ルイ・チョン(ウッドロー・ウィルソン国際研究センター米中研究所プログラムアシスタント)、ジェームズ・パーマー(フォーリン・ポリシー誌シニアエディター) <新型コロナウイルスに接触する可能性が最も高く、そして感染を中国全土に広げるのは貧困層の出稼ぎ労働者> 中国湖北省の省都・武漢。1月23日の夜明け、例年なら翌日から1週間にわたる春節(旧正月)の休暇を前に、多くの人でごった返しているはずの駅と空港に人影はない。 武漢で発生したとみられる新型コロナウイルスの感染者が急増しているのを受け、同市は23日から交通機関の運行を停止。主要道路も封鎖され、帰省や旅行を予定していた1100万人の住民の多くは、足止めを食らうことになった。アメリカに例えれば、多くの人が帰省する感謝祭の2日前に、シカゴ都市圏全域が封鎖されるようなものだ。 だが、新型ウイルスのリスクに最もさらされているのは、感染者が見つかった米西
中国で新型のコロナウイルスによる感染が拡大し、中国国内では患者数は4000人に達し、死者は100人を超えた。急速な感染の拡大とともに、インターネット上では真偽がよく分からない「不確かな情報」が広がっている。事実と異なる当局の動き、うその感染者情報、医学的根拠がはっきりしないウイルス対策…。どんな情報が出回り、どう対応すればよいのか、取材した。(国際部 曽我太一 中村源太/ネットワーク報道部 斉藤直哉 秋元宏美) WHO=世界保健機関が「緊急事態」の宣言をするかどうか、緊迫する会合を続けていた今月23日。東京・渋谷のNHKニュースセンターでも、新型ウイルスの感染がどのように拡大するのか、アンテナを高く張り、緊張感が高まっていた。 そのとき、NHKソーシャルメディア上の情報をキャッチ・検証する専門チーム『SoLT』から、私たちのもとに連絡が入った。 「中国の武漢で、人民解放軍が出動したそうです
昨年12月8日に最初の感染者が出た新型コロナウイルス肺炎に関して、習近平は1月20日になって初めて重要指示を出した。なぜ遅れたのか?「野生動物捕獲摂取」や地方議会「両会」などから意外な事実が見えてきた。 感染人数の推移や場所などに関しては、すでに多くのメディアが時々刻々報道しているので、ここではストレートに隠蔽工作を「誰がやったのか」、そして「何のためにやったのか」に焦点を絞って考察したい。 ◆地元政府の隠蔽工作:その1――野生動物保護法と食品安全法 まず最も注目しなければならないのは、ウイルスの発生源が野生動物なども売っていた海鮮市場(華南海鮮卸売市場)だということである。 今のところ感染源として注目されているのはタケネズミとか蛇などだが、この海鮮市場では100種類以上の野生動物を売っていて、1月22日の北京の地方紙「新京報」は、そのメニューと価格表一覧を掲載した。 以下に示すのは、その
これから2019-nCoVの話をします。今中国発で始まってる新型の肺炎を引き起こすウイルスのことです。武漢肺炎って名前にはならない。なぜなら今は病気に具体的な地名とか動物にちなんだ名前を付けないから。過剰反応と差別を引き起こさないためです。
中国・湖北省の武漢で新設中の病院の建設現場で稼働するショベルカー(2020年1月24日撮影)。(c)AFP 【1月24日 AFP】(写真追加)新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国当局は流行の中心地・湖北(Hubei)省の武漢(Wuhan)市内に、感染者の治療に特化した病院を新設している。建設期間はわずか10日間で、来月3日には病院施設が稼働する見通しだ。中国国営メディアが24日、報じた。 新型ウイルスによる肺炎では、これまでに中国国内で少なくとも26人が死亡し、感染者は830人を超えた。流行を食い止めるため、武漢をはじめとする複数の都市で交通遮断措置が取られ、合わせて4100万人が移動制限の影響を受けている。 中国中央テレビ(CCTV)は、武漢市内の建設現場でショベルカーやトラック数十台が稼働している映像を紹介した。新華社(Xinhua)通信によると、2万5000平方メートルの敷地にベ
タイの保健省は、中国の湖北省武漢からタイに観光で訪れた60代の中国人女性が新型とみられるコロナウイルスに感染していたと発表しました。 タイ保健省は、武漢で新型とみられるコロナウイルスによる肺炎患者が相次いでいたことから女性から検出されたウイルスを調べたところ中国のものが一致したため、13日、新型とみられるコロナウイルスに感染していたと発表しました。 これを受けてWHO=世界保健機関も13日、タイで検出された新型とみられるコロナウイルスは中国のものと同じであることを確認したと発表しました。 女性は、現在医療機関で手当てを受けていて、すでに快方に向かっているということです。 タイの空港では今月3日から武漢から到着する便の乗客を対象に人の体温を映し出すカメラなどを使って確認を強化していたということで、今後も空港での水際対策を徹底することにしています。 感染症の問題に詳しい東北大学の押谷仁教授は「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く