本連載では分散型マイクロブログ用ソフトウェアMisskeyの開発に関する紹介と、関連するWeb技術について解説を行っています。第2回はMisskey v13から採用されたNest.jsおよびDependency Injection(DI)と呼ばれる設計手法について紹介します。 Misskey v13よりNest.jsを採用 Nest.jsは、Node.js用のサーバーサイドフレームワークで、拡張可能で信頼性が高いアプリケーションを作成できることが特徴です。Misskeyでは先日リリースのv13から採用しています。Nest.jsを採用した理由としては、今回紹介するDIをMisskeyに導入するためです。 TypeScriptで書かれているため型のサポートがあります。また、デコレータと呼ばれる構文を多用するのもポイントで、例えば次のように@で始まる構文が出てきたらそれはデコレータです。 @In
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