【コラム】コロナワクチン拒否、共和党に目立つ理由-バーンスタイン コラムニスト:Jonathan Bernstein 米共和党議員の一部はなぜ、新型コロナウイルスワクチンに急に背を向けているのだろうか。接種率が低ければ苦しむのは自身の選挙区の有権者なのだから、それは無意味に思える。実際、共和党地盤の州ではワクチン接種率が低く、新型コロナ感染が再拡大している。 こうした行動について一部の人は、民主党がホワイトハウスにいる間に国家を崩壊させようとする単純な試みだと考えている。筆者はその考えには懐疑的だ。政治家の倫理観を大いに信用しているからではない。そもそもワクチン反対派の人々はワクチン登場前から、そしてバイデン大統領就任の前から、公衆衛生上の安全対策に反対していた人々だからだ。 そこで、筆者は4つの答えを用意した。1番目の答えはシンプルだ。共和党寄りメディアには反ワクチン派の司会者が多く登場