2014-09-20 他人はちっとも自分を理解してくれない、と思った時に読む話。 雑記 両親と自分が全く別の人間であるということを、本当の意味で理解したのはいつのことだっただろうか。 ぼくが小学生だった20年くらい前、ぼくの家はかなり険悪な雰囲気になることが多かった。夫婦喧嘩(とは言うものの、うちは母親のほうが強く、父親が一方的にやられるだけだったが)は毎晩のようで、けして少なくない回数、ぼくもその巻き添えにあった。母はいわゆる、感情が高ぶるとそれを抑えることが出来ないタイプの人間だった。本音か勢いかはわからないが、ぼくや父の人格を否定するような言動もしばしばあった。受け流すことを知らなかったぼくは、苛烈な母の言動に何度も泣かされ、深く傷つけられた。それから20年が経ち、ぼくは運良く家族を持つことが出来た。両親との関係は特に悪くなく、実家にもしばしば遊びに行ける間柄だ。両親は孫を大層可愛
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