ソフマップは1月5日、ビックカメラと業務・資本提携すると発表した。ビックカメラは第三者割当増資を引き受け、ソフマップの約62%を取得して連結子会社化する。資本関係を強化し、提携効果を高めるのがねらい、としている。 ソフマップは2月25日付けで資本金29億4400万円の9割近くを無償減資した上で、2月28日払い込みで総額約20億円の第三者割当増資を行う。ソフマップは2006年2月期に減損適用などで約92億円の特別損失を計上する。特損額が純資産額を上回っており、債務超過に陥る見通しで、増資でこれを回避する。 ソフマップは同期の連結業績予想を修正し、純損失が93億1200万円(前回予想は4億600万円)に拡大する見通し。 両社は昨年1月に業務・資本提携を発表し、ビックカメラはソフマップの約15%を保有する筆頭株主となっていた。約14%を保有する第2位株主の丸紅は、増資後は約6%に低下する。 1月