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書評に関するribenmanのブックマーク (12)

  • 「臭」は「自+犬」なのに - 僕が線を引いて読んだ所

    「国語」の時間の様々な学習活動の中で、漢字学習の占める割合というのはどのくらいになるでしょうか。おそらく少なく見積もっても1割、場合によっては3〜5割くらいだったりするかもしれません。最近では中学生が漢字検定試験の級を取得していると高校入試の際に加点されたり、高校在学中に取得した級が高校での修得単位と同等に扱われたりと、「漢字力」が重視される傾向は強まっています。 漢字はアルファベットのような音声を表す記号ではなく、もともとは一つ一つが意味を持った「言葉」なのですから(だからこそ種類がやたらと多いわけですが)、その習得にそれ相応の労力をかけるのは当然と言えるでしょう。しかし僕が疑問に感じているのは、漢字の形をどの程度正確に覚える必要があるのか、という点です。そして、定期試験や入学試験の漢字を採点する際に、正誤の基準をどの程度まで厳密にする必要があるのか、という点です。 『漢字は日語である

    ribenman
    ribenman 2008/03/24
    "「王」と「玉」は同じ漢字とみなすのが適当で、「国」という漢字は、その歴史を検証してみると、「囗」の中が「王」の方がむしろ正統であったと言える"
  • イスラムと対立するもの。 - Something Orange

    ヨーロッパとイスラーム―共生は可能か (岩波新書) 作者: 内藤正典出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/08/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (38件) を見る ここで注意しなければならないのは、西洋文明とキリスト教という宗教文明の関係である。イスラーム世界との共生が困難だという言説は、今日の西欧世界に広く流布している。日でも、イスラームが世界の紛争の種になるのは、イスラーム対キリスト教、イスラーム対ユダヤ教の怨念の集積によるものだという説明を聞くことがしばしばある。 しかし、宗教対立が根底にあるのだという説明では、現代世界で起きているイスラームとの緊張関係の原因を解明することはできない。イスラームが異議を申し立てている相手は、むしろキリスト教という宗教文明の規範から離れた後に成立した西洋近代文明なのである。スカーフ問題を見ればすぐに

  • マイクロソフトでは出会えなかった天職 - mizuno_takaakiの日記

    翻訳物のノンフィクション読む期がまだ続いている。 マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった 作者: ジョンウッド,矢羽野薫出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2007/09/21メディア: 単行購入: 39人 クリック: 489回この商品を含むブログ (125件) を見るマイクロソフトで結構えらい立場で仕事していた作者が、ネパールでトレッキング中に訪ねた学校の図書館がないことを知り、を送る運動を始め、Room to ReadというNPOを立ち上げていく間の出来事を書いた自伝。作者は幼いころ読み聞かせをしてもらってが好きになり、凄くを読んでいたそうだ。それで、を読めない子供がいることに衝撃を受けたという。僕も、この人ほどじゃなかったけど、やっぱり親に読み聞かせをしてもらってが好きになって、現在に至っているから、共感できる部分も多

    マイクロソフトでは出会えなかった天職 - mizuno_takaakiの日記
  • [書評]日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり (カレル・ヴァン・ウォルフレン ): 極東ブログ

    ウォルフレンの近著「日人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり」(参照)を読んだが、どう受け止めていいのか困惑した、というのが正直なところだ。 ウォルフレンに言わせると世界の知識人が総じて間違っているということなので、これはアレかな、彼のお友だちのベンジャミン・フルフォードの思想のほうにずーんと逝ってしまったのか。というと、必ずしもそうでもなさそうだ。個々の話は冷静に書かれているし、いちおう国際的にメジャーなところで今回のウォルフレンに近い立場としては、スティグリッツと、ガルブレイスの息子のガルブレイス(と呼びかたもなんだがガルブレイス息子)との交流も上げられている。そのあたりのメンツで共著でも出るなら、もう少し説得力があるかもしれない。というかそうした複数視点の主張を読んでみたい。 書の主要な主張は、小林よしのりでも言いそうだが、グローバリゼーションやネオリベラリズムさらに主要な

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  • 「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む : 「オタク的中国学入門」の感想

    2007年07月24日22:10 カテゴリオタクin中国語学習 「オタク中国学入門」の感想 「オタク」で「中国」だから読め!という感じで「オタク中国学入門」というが出ていると教えていただきまして、昨日やっと手に入れました。 で、感想なのですがスゴイ面白いです、コレw 内容についてはこのblogに書いてある様な「日のアニメやマンガなどのオタク趣味中国の人間がどう反応しているか」ではなく「中国関連の物事にオタク的にツッコミを入れる」とでもいいますか。 いわゆる、と学会系のなのですがこのの著者である明木茂夫氏はトンデモの世界シリーズの方で中国のUFO資料「赤燄騰空」にツッコミもとい検証を行うというスバラシイことをされております。 そこでは光緒17年9月28日の空の星の動きまで計算して検証されてまして、私はそれを見て笑うと同時に気で感動してしまいました。 書店で手に取るまでそ

  • Something Orange -  「萌え」は劣化の証?――『なぜ日本人は劣化したか』

    なぜ日人は劣化したか (講談社現代新書) 作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/19メディア: 新書 クリック: 14回この商品を含むブログ (50件) を見る とはいえ、そう言われて、「では、売れるほうも優先させたいので、幼児への性犯罪には目をつぶりましょう」と答える人はいないだろう。多くの人は、「売れることと社会が安全なことが両立しない場面が来たら、とりあえずは安全を選ぶべきだ」と考えているのではないだろうか。もしそうだとするならば、「萌え」産業の担い手やそれを推進している政府は、どこかで「こんなものを作ってはいけない」と自制心を持つべきだろう。 なげかわしいを読んだ。 香山さんのを読むのはずいぶんひさしぶりですが、最近はこんなものを書いていたのか。いくら新書の品質低下が嘆かれるご時世とはいえ、さすがにこれはないんじゃないか。 全編ツッコミどころの嵐

    ribenman
    ribenman 2007/07/13
    (笑)
  • Something Orange -  レイプ・イン・ベルリン――『1945年・ベルリン解放の真実』

    1945年・ベルリン解放の真実―戦争・強姦・子ども 作者: ヘルケザンダー,バーバラヨール,Helke Sander,Barbara Johr,寺崎あき子,伊藤明子出版社/メーカー: パンドラ発売日: 1996/09メディア: 単行購入: 1人 クリック: 116回この商品を含むブログ (3件) を見る 性愛の温かい感情というもの、愛情にせよ、ちょっと惚れたというだけの感情にせよ、そういう感情は彼女の人生を豊かにするものでした。性的な親密さへの欲求ももっていました。それは、「幸せ」だったのです。 それなのに、いまでは、そんなことを思い出しただけでぞっとします。体をふれあいたいという欲求は、もはや永久に取り戻すことができなくなってしまったのです。 おもしろかった。異常な迫力に満ちた一冊である。 「1945年・ベルリン解放の真実 −戦争・強姦・子供−」というタイトルからもわかるように、著者は

    Something Orange -  レイプ・イン・ベルリン――『1945年・ベルリン解放の真実』
  • Elastic: Tokyo graffitiの「人間図鑑2007」が面白い

    Elastic: Tokyo graffitiの「人間図鑑2007」が面白い
  • 文化・『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』のウソ

  • 極東ブログ: [書評]ウェブは資本主義を超える(池田信夫)

    現在のインターネットのシーンでこれを読まなければ先には進めないよという一冊があるとすれば書だろう。ただし、すでにブログシーンのコアなところに漬かっている人なら、知っている話ばかりであるという印象を持つかもしれない。あるいは、ある種のボックスに分類されるべき視点からの思索ノート群に見えるかもしれない。私もどちらかというと当初ざっと目を通したときにそう思った。再読して大いに反省した。 個々の点においては重箱の隅をつつくような批判も可能だが、この書籍全体が示唆するものは相当に長い射程を持っている。最初にここから引用し紹介するのは反って誤解を招きかねないが、次の指摘は一見すると柄谷行人あたりが言いそうなごく当たり前のことのようにも思えるが、この要点を思索の根幹に据えて、ITの未来を正確に見ている人は少ないのではないか。 マルクスの未来社会像としては『ゴーダ綱領批判』の「各人はその能力に応じて働き

  • バンコク児童買春の闇 - G★RDIAS

    子どものねだん―バンコク児童売春地獄の四年間 作者: マリー=フランスボッツ,Marie‐France Botte,Jean‐Paul Mari,堀田一陽出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 1997/02メディア: 単行購入: 14人 クリック: 1,376回この商品を含むブログ (12件) を見る これは、タイの少女・少年売春の地獄のような実態を描いたものである。著者は、白人の女性ソーシャルワーカー。原著出版は93年だが、おそらく事態は今日でもまったく変わっていないだろう。著者は、支援者の男とカップルを装って、売春宿に行って調査をする。ホテルの部屋に売春婦としてやってきた少女は、8歳である。 トイがタイ語でやさしく尋ねる。ついさっき会った大人はどんな人なの。どこで。その人はどんな格好の人だったの。どんなことをさせようとしたの、ソンタ(少女)が話す。3時間ばかり前、147号室。背の高

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