5月、大阪市内の歩道で「電動キックボード」に乗って歩行者をはねてけがをさせ、そのまま逃げたとして、警察は30歳の男を逮捕しました。電動キックボードによるひき逃げで、利用者が摘発されるのは極めて異例です。 5月、大阪・中央区の歩道でモーターで走る「電動キックボード」が歩いていた48歳の女性に後ろからぶつかる事故があり、女性は首の骨を折る大けがをしました。 キックボードはそのまま逃げ、警察は4日までに住所不定・無職の山名優希容疑者(30)をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。 電動キックボードのひき逃げで利用者が摘発されるのは極めて異例です。 容疑者は、当時、知人の女性と2人乗りをしていたということで、警察の調べに対して容疑を認め「雨が降っていてしっかり前を見ていなかった。かなりのスピードが出るので乗ることが何らかの違反になるとは思っていた」などと供述しているということです。 電動キックボードは