幕府がアメリカと結んだ日米和親条約の片務的最恵国待遇とは!? 幕府の考えた挙国一致体制とは何なのか… そしてその大きすぎる代償 時代は一気に加速する!! 幕府がアメリカと結んだ日米和親条約 一般的に教科書で取り上げられている内容は、 ・下田、箱館港の開港 ・駐日領事(大使ではない)を置くこと の二点であろう ちなみに、現在の日本に置かれているのは駐日大使であることから、当時の日本の扱いの雑さがわかるというものである しかし、最後にもうひとつある ・片務的最恵国待遇 というものである 名前からわかるように、これは日本からアメリカに対して、一方的に良い扱いをするものであった 例えば、日本がオランダに対して優遇したとしよう するとアメリカは、「オランダに優遇したんだからうちにもよろしくね」というわけである しかし日本は、アメリカが他の国に優遇したからと言って「じゃあうちにも…」とは言えない、まさ