こんにちは、しーどらです。 山崎ナオコーラさんの 「鞠子はすてきな役立たず」という本を読み終えました。 軽いタッチで書かれており、あっという間に読了。 気軽に読める物語ですが、なかなか示唆に富んでいて、既に2回目も読み通したところです。 (ネタバレあります) 鞠子はすてきな役立たず (河出文庫 や 17-8) 作者:山崎 ナオコーラ 河出書房新社 Amazon 高卒銀行員の夫小太郎は 「働かざるもの食うべからず」という父親の考えを刷り込まれて育った常識人。 一方で妻の鞠子は 院卒で書店でのアルバイト生活を楽しむ自由人。 大学院での研究テーマは「とりかえばや物語」 2人の出会い 結婚 夫の転職(銀行員を辞めて作家へ) 地方へ移住 鞠子の母親との同居 「趣味」をキーワードに ナオコーラさんの 働くこと、働かないこと、生きていくことへの考えが散りばめられたストーリーになっています。 鞠子は出来れ