インターネットで「ネタ」として定期的に浮上する「素手でトイレ掃除」、この場合の「素手で」というのは、基本的には雑巾やブラシなど道具を使わず手で便器を直接こすって磨く掃除方法のことだ。研修や教育の一環として行われてきたと言われる素手でのトイレ掃除について、俳人で著作家の日野百草氏が、子供のときの体験を交え、意外なその広がりと、素手でトイレ掃除をすることは何か効果があるのかについて考えた。 【写真】透けるトイレ * * * 日本には「素手でトイレ掃除」をする人たちがいる。 こう書くと「そんな人がいるのか」と言われることがある。「信じられない」「そんなの見たことない」という人もいる。組織や地域によって差があるのかもしれない。海外の人なら「How terrifying!」(恐ろしい!)だろうか。しかし、実際にネットでサクッと検索しても、全国の学校、企業によっては「素手でトイレ掃除」をする人たちが美
東京都は5月26日、“コロナ後遺症”に関する相談を分析し、オミクロン株感染者はデルタ株以前の感染者より高い割合で“倦怠感”の後遺症を訴えているという調査結果を公表した。 【写真を見る】「本当は私が介護されたいのに・・・」20代娘のおしめを替える母 急増するオミクロン株“後遺症” 倦怠感の重い現実 “倦怠感”ときくと、風邪によくある症状の一つでしかないと感じられるかもしれない。しかし、コロナ後遺症の専門外来を運営し、約4000人の後遺症患者を診察してきたヒラハタクリニック平畑光一院長は「症状は言葉のイメージとかなり違う」と警鐘を鳴らす。コロナ後遺症がもたらす壮絶な“倦怠感”の現実を聞いた。 ■「トイレに行けずおしめ」“倦怠感”では言い表せない症状ーーコロナ後遺症の症状というとどのようなものがあるんでしょうか? 論文によると、205の症状があるとの指摘もあります。ありとあらゆる症状が出る可能性
大量の段ボール箱が積み込まれた軽貨物車。ドライバーは、決まった時間内に配り終えることが求められる(4月、さいたま市で) ネット通販の普及やコロナ禍の巣ごもり需要で宅配荷物が急増する中、運送会社が個人事業主のドライバーに宅配を業務委託する動きが拡大している。個人事業主は自由な働き方ができるのが利点とされる。しかし、その立場は弱く、厳しい労働実態が広がっている。(上田友也、松本裕平) 【グラフ】運送業者の数は横ばいだが、取り扱う荷物は急増している
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