13日午前10時15分ごろ、大阪府泉佐野市土丸の府道で「マイクロバスが転落した」と、119番通報があった。府警や泉州南広域消防本部によると、バスは府道から斜面に転落し、約5メートル下の雑木林で横転。乗っていた21~67歳の男女18人のうち、2人が腰などの骨が折れる重傷とみられ、8人が軽傷という。 泉佐野署によると、現場は片側1車線の道路でガードレールはなかったという。運転手の男性(67)は、「対向車が来たので車を左に寄せた」と説明しているという。バスは近くにある障害者福祉施設「ささゆり作業所」の人たちが乗る送迎用だった。同作業所によると、マイクロバスは利用者を迎えに行って戻るところで、担当者は取材に対し「事故現場は作業所から見える場所。到着する直前だった」と話していた。