巣ごもり生活で要介護の手前に? コロナ禍で高まる健康リスク 東京都医師会・平川博之副会長に聞く コロナ禍における「フレイル」対策 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、外出自粛の動きが長期化する中、もう一つの問題が深刻になってきました。高齢者が外出などを過剰に自粛することで筋力などが衰え、介護が必要になる一歩手前の状態「フレイル」のリスクが高まっているのです。 コロナ禍でも健康的に年齢を重ねていくためには、何が大切なのでしょうか?Reライフ読者会議メンバーから寄せられた質問をもとに、東京都医師会の平川博之副会長に聞きました。 コロナ禍でフレイルになるリスクが急増 昨年12月から今年1月に実施したReライフ読者会議メンバーへのアンケートでは、6割以上の人がコロナ禍で体調の変化を感じ、外出の機会も大幅に減っていました。 私の地元、八王子市で昨年9月、約5万2500人の後期高齢者(75歳以上
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