出典:日経NETWORK 2014年4月号 pp.28-47 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 企業のクラウド活用が進む現在、これまで物理的なネットワークにしか携わってこなかったネットワークエンジニアも、クラウドを避けて通れなくなってきた。そこでこの特集ではクラウドサービスのなかでも広く使われているAmazon Web Services(AWS)を例に、クラウドの機能を学んでいく。初めてでも怖くない。AWSを一緒に探検してみよう。
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前回はアイデンティティ連携(フェデレーション)について、その技術要素やセキュリティ・モデル、そしてマイクロソフトにおけるアーキテクチャや製品への実装について解説した。今回から2回にかけて、代表的なクラウド・サービスとActive Directoryとのフェデレーション環境を構築する手順を解説することによって、実際の利用イメージやこれまで解説してきた概念について理解を深めていただくことを目指す。 本稿執筆時点でWindows CardSpace(InfoCard)に対応しているクラウド・サービスはそれほど多くはない。しかし、アイデンティティ・メタシステムにおける相互運用性への取り組みは、Active Directory Federation Services 2.0(AD FS 2.0)およびWindows Identity Foundation(WIF)により現状のクラウド・サービスとのシ
前回は、クラウド・コンピューティングとアイデンティティ管理の概要を解説した。その中で、クラウドうえのサービスをセキュアに使うためにアイデンティティ管理システムに求められる機能として、アイデンティティ連携(フェデレーション)という概念が注目されている、ということを述べた。 今回は、まずフェデレーションを中心とした新しいセキュリティ・モデルと各技術要素について解説する。次に、それらのテクノロジをマイクロソフトがどのようなビジョンとアーキテクチャに基づいて、Active Directoryをはじめとした同社の製品群へ実装しているのかについて解説する。 アイデンティティ連携(フェデレーション)の要素技術 アイデンティティ連携(フェデレーション)とはどのような概念なのだろうか? ■フェデレーションの定義と標準規格 フェデレーションの定義はもともと、「アイデンティティ・プロバイダ(認証する側)のアイデ
調査会社IDC Japanのレポートによれば、クラウド・サービスをすでに利用している企業ユーザーの56%以上が、その選択理由としてランニング・コストと初期導入コストを挙げたとのことだ(IDC Japanの「国内クラウドサービス市場ユーザー動向調査結果を発表」)。このようにクラウド・サービスは、昨今の厳しい経済情勢により、企業ITシステムのコストを削減する方策として注目を集めている。 とはいっても、いきなり現行の社内システムすべてをクラウドに移行できるわけではない。代替できるものはクラウド・サービスに移行しつつ、必要なサービスは社内システムにとどめるのが現実だろう。 社内システムとクラウド・サービスを併用する際の課題の1つとして、ユーザー・アカウントをはじめとするユーザー情報の取り扱いが挙げられる。エンドユーザーにとっては、社内システムとクラウド・サービスを別々のユーザー・アカウントで利用す
アルファベットで始まる会社名はABC順、そのほかは50音順に並べました。会社名から探す場合にご利用ください。
仮想化にまつわるさまざまなノウハウ、事例、失敗談が披露されたクエスト・ソフトウェア主催の技術セミナー「クラウド/サーバ仮想化導入メリットを引き出す運用管理セミナー」。同セミナーのクリス・アカバー氏の講演では、仮想化導入を確実にコスト削減へと結びつけるためのポイントなどが紹介されたが、それに続いて登壇したVMwareのディストリビュータであるネットワールド マーケティング本部クラウド戦略室の大城由希子氏は、「VMware最前線 最新動向と今求められる環境」と題する講演を行い、仮想化環境の導入で期待できる効果や導入後に発生する課題への対処法などを解説した。 仮想化の拡大で企業側に新たなノウハウが蓄積 大城氏は、まず、仮想化の現状について、仮想化の対象がサーバからクライアントにまで拡大していると指摘し、従来のサイロ型のIT基盤を、標準化/最適化が施された「統合仮想IT基盤」に変革していくことで、
中小企業向けのシステム開発を手がけるデジタルシステム株式会社代表取締役の浅見氏は、高校時代からレンタルサーバを個人で運営し、高校生プログラミングコンテストの埼玉大会での優勝を経て、在学中の平成19年に同社を創業した若き経営者。浅見氏は、高校時代から仮想化技術に注目し研究を重ね、さくらインターネットのVPSサービス開始と同時に利用を開始。現在は140台以上のVPSを契約し、同社の顧客向けに提供をしているという「仮想化の鉄人」浅見氏に、VPSのメリットやノウハウについて伺った。 高い自由度と、コストパフォーマンスに優れたさくらのVPS 物理サーバ上に複数の仮想サーバを構築し、専用サーバのように利用できるVPS。2010年9月に開始したさくらインターネットのVPSサービス(さくらのVPS)は、root権限による自由度と、月額980円〜という低価格を実現した注目のサービス。中小企業向けの業務システ
「クラウド」という言葉は色々な所で、目にするようになりましたが、実際に「クラウド」が(おそらく、このコラムをお読みになっいている)ITエンジニアの方々にどのような影響ができるのか、いまいちわかりにくいと思います。 というわけで、本コラムでは「クラウドとは何か?」「クラウドの最新動向」といったクラウドの一般的な解説をした後、「そのクラウドがITエンジニアのキャリアにどのように影響していくのか」といった事や「どのようにすればクラウドの知識をつけられるか?」といった事を書いていきたいと思います。それでは、まずは「クラウド」という言葉を実態を見ていきましょう。 人によって意味が違う「クラウド」 ここ2.3年で「クラウド」という言葉を多く聞くようになりました。IT関連のニュースサイトでは「クラウド」専門のニュースサイトなども登場しており、本屋さんには「クラウド」をテーマにした書籍も数多く出版され
WEBサービス&アプリ提供者 株式会社アットシステム アクセス数の可変に対応できる「さくらのクラウド」利用でコストダウンを実現! クラウドサービス(IaaS)
クラウド・コンピューティング(Cloud Computing)とは、サーバなどの「機器」や「ソフトウェア」といった資源を自ら保有することなく、利用者はこれらの資源やコンピュータ処理をネットワーク経由で利用することができる、次世代のITサービスです。 ITコストを削減したい 業務を効率化したい 各社のサービス比較 サービス比較・料金比較 クラウドサービスを提供する主要な国内ベンダー企業による料金の比較についてご案内します。 料金体系(初期費用、月額料金、従量課金) クラウドの特長、メリット(利点) クラウドを利用する際の特長およびメリットなどについてご案内します。 以下に、ご利用いただく際の特長やメリットについてご案内します。多くの企業では、クラウドを導入することにより、これまでの「IT環境」「ITコスト」を大きく変えることができ、事業の加速、業務効率化、ITコストの削減などさまざまなメリッ
「・・・低いなー」とおもってネットを検索してみるとこんなものぽいですね。 プロセッサに Xeon(R) CPU E5430 @ 2.66GHz が見えます。4コアのCPUですね。 CPUリソースに関するカタログスペックは「最大2ECU(短期の定期的なバースト)」です。 1つの EC2 Compute Unit は、1つの 1.0-1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサの CPU 能力に等しい能力を提供します。 普段は1GHzでたまに本気出して2GHzってことですね。 ======================================================================== BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.2) System: ip-10-146-39-173: GNU/L
なぜいま、クラウド・コンピューティングなのか。過去の類似コンセプトとの相違や、クラウドの階層と提供事業者、普及度は? クラウド・コンピューティングという言葉が聞かれるケースが多くなってきています。あたかも雲から何かが降ってくるかのようなイメージで、ネットワーク上にあるサーバのサービスを活用できるというコンピューティング形態を指す言葉です。「確かにイメージとしては分かるのだが、あいまいでまさに『雲をつかむような』話だ」と考えている人も多いのではないでしょうか? また、SaaSやグリッド・コンピューティングなどのクラウド類似の概念は以前から存在しているため「どこが新しいのか?」といぶかる人もいるでしょう。 以下では、クラウド・コンピューティングの言葉の定義、具体的内容、企業ユーザーへの影響などについて見ていくことにします。 1.クラウド・コンピューティングとは 前述のとおり、クラウド・コンピュ
AWS Week in Review – AWS Documentation Updates, Amazon EventBridge is Faster, and More – May 22, 2023 Here are your AWS updates from the previous 7 days. Last week I was in Turin, Italy for CloudConf, a conference I’ve had the pleasure to participate in for the last 10 years. AWS Hero Anahit Pogosova was also there sharing a few serverless tips in front of a full house. Here’s a picture I […] Amaz
2010年11月03日23:51 カテゴリLinux 無料でAWS(Amazon EC2,S3等)を使ってみた 以下の記事を読んで、以前から興味があったAmazon EC2を初めて試してみました。 無料のクラウドリソース登場: アマゾンクラウド(AWS)が無料ティア(無料使用枠)を発表 - Amazon Web Services ブログ とりあえず、sshでログインできるところまで試したので、メモしておきます。 無料使用枠は一定の条件内の使用に限られ、アカウント作成日から1年という期限付きということです。 また、対象はAWSの新規ユーザだけのようです。 詳しくは上記ページを参照してください。 無料使用枠を超えると課金されるため、クレジットカードを登録する必要があります。 まずは、AWS(Amazon Web Services)登録と、Amazon EC2(Amazon Elastic Co
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