世の中には、人材不足と低賃金が両立してしまう業界がある。 たとえば介護や警備の仕事が代表的なものだろう。最近では、船員の人材不足により日本の海運業がヤバいという増田記事が注目を集めていた。船員の給与はそれほど低くはないが、労働環境のキツさには見合わない。そのため船員になりたがる若者が減り、深刻な高齢化に見舞われているという。労働力の供給過小が明白なのに、船員の待遇が向上しないのはなぜだろう? これに似た事例として、クラウドソーシングの世界がある。 クラウドソーシングのサービスでは、いわゆる「クソ案件」が多いという。仕事内容に見合わない低報酬の発注があとを絶たず、なかには適法性が問われるような案件もあるそうだ。なぜクソ案件は無くならないのだろう。なぜ、そんなクソ案件でも、一部のクラウドワーカーは引き受けてしまうのだろう? クソ案件が溢れているのは、何もクラウドソーシングの世界だけではない。た
経済学の教科書のはじめの方に登場する物々交換ですが、フェリックス・マーティン著「21世紀の貨幣論」には物々交換が人類学などから疑問を呈されているという話を以前書きました。 大昔、物々交換などなかった - シェイブテイル日記 今年4月に出版されたカビール・セガール著「貨幣の新世界史」でも、少し違う切り口から大昔には物々交換などなく、貨幣の起源は債務にある、という説を紹介しています。 以下は貨幣の新世界史から引用します。*1 (引用開始) - お金のもうひとつの起源 経済入門のクラスでは、お金の歴史をつぎのように教えるケースがほとんどだろう。 昔々、世界の果ての地で、人びとは物々交換を行なっていました。しかし、常に満足できる形で成立するわけではなく、やがてお金が発明されました。 アリストテレスの思想はこの考え方の延長線上にあるし、さらに時代を下れば、アダム・スミスなど古典派経済学者にも行き着く
明らかに、北方向に山道が延びている。その道幅は、普通の道幅であって、自動車が通れる幅だ。そのことは、朝日に記事がある。 地図上では山道から自衛隊の敷地まで道があるといい、「一生懸命歩けば3、4時間で歩ける距離だ。行方不明になってから早くたどり着いたのかもしれない」と話す。 山道は近くの温泉から大沼湖畔への抜け道として使われることが多い古い道というが、車の通りは少なく、 ( → 朝日新聞 2016-06-03 ) 「車の通りは少なく」ということだから、少なくとも車がちゃんと通れるわけだ。 ( ※ だいたいどんな道かというと、そばの道の画像がある。これらと同様だろう。 → 周辺の道の写真集 ) ともあれ、ちゃんと自動車の通れる道だ。この道をたどって、北に進んだわけだ。 このまま道をどんどん進むと、途中で道が二股に分かれる。右(東)の方に進めば、自衛隊の演習場の宿舎にたどりつく。左(西)の方に進
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く