前項 の続き。もっと細かい話をしよう。次の2点。 ・ 棋譜による分析 ・ 将棋連盟の対処 ── 前項では多大なアクセスが来た。1日で 3万6千を越えた。本サイト始まって以来の大量アクセスだ。( 豊洲市場の項目 は、このアクセス数になるまで、数日かかった。) そこで、読者の要望に答える形で、足りない情報を補足しよう。 ※ 前半は、将棋マニア向けの棋譜分析。 後半は、一般人向けの社会論。 棋譜の分析 棋譜の分析が足りないという声があったので、解説しよう。「上級者ならば見ればわかる」と思ったので、解説しなかったが、初心者にはわからないようだ。そこで、初心者向けに、解説する。 (1) 三浦・久保戦 まず、三浦・久保戦だが、これは、初心者でもすぐにわかるはずだ。 → 久保利明九段 対 三浦弘行九段 62手目 △6七歩成の局面。 先手は強力な美濃囲い。後手は王様が裸で、近くには金銀がいない状態。敵の金