はじめに 最近のARMプロセッサはbyte orderを選択できるようになっています。NetBSD/evbarmはデフォルトでlittle endianモードで動作しますが、一部のSoCでbig endianモードをサポートしています1。 普段x86にどっぷり漬かっていると、気付かないうちにlittle endianを前提としたコーディングをしてしまわないか心配です(謎マシン愛好家の皆さんには釈迦に説法でしょうが...)。そこそこ速くて、そこそこ安い、省電力な実機でbig endianな環境を楽しむには、なんといってもevbarmがオススメです。 今回はAllwinner A20を搭載した評価ボード、Cubietruckでbig endianな環境を構築してみます。Cubietruckを選択したポイントは SATAをサポートしている メモリが潤沢 (2GB) NetBSDでSMPが安定して