韓国では10日、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が就任し、5年ぶりの保守政権が発足しました。 ユン大統領は、アメリカとの同盟関係を基盤として北朝鮮に対する抑止力を強化するとしているほか、冷え込んだ日本との関係改善にも意欲を示していて、検察官出身で政治経験が乏しい中、どれだけリーダーシップを発揮できるのか、その手腕が問われることになります。 ことし3月の韓国大統領選挙で当選したユン・ソンニョル氏は、10日午前0時をもって第20代大統領に就任し、ソウル中心部では大統領の交代を告げる鐘つきが行われました。 ユン大統領は、午前11時から国会前の広場で行われる就任式に臨み、およそ4万人の出席者を前に宣誓をしたあと、就任演説を行って今後の政権運営の方針を示すことになっています。 ユン大統領は、大統領府を「帝王的権力の象徴」ともされてきた青瓦台から国防省だった建物に移して執務を行うことを決めていて、午後
![韓国 ユン大統領が就任 5年ぶりの保守政権が発足 | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da480b8e58d8caf0551994fd1d732f91fb4fbb19/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20220510%2FK10013618201_2205092122_0510010307_01_02.jpg)