用途:戦闘機 分類:試作戦闘機 製造者:マクドネル社 運用者: アメリカ合衆国(アメリカ空軍) 初飛行:1948年8月23日 生産数:2機 運用状況:未就役 ユニットコスト:計画では310万ドル 翼をたたんで格納テスト中のXF-85 ゴブリン XF-85 ゴブリン(McDonnel XF-85 Goblin )は、アメリカ合衆国のマクドネル社が開発していた試作戦闘機。 冷戦時代、ソビエト連邦(ソ連)領内に侵攻する超長距離爆撃機B-36爆撃機を護衛するため、B-36の爆弾槽内に収納されて、戦闘空域まで運搬されるパラサイト・ファイター(親子戦闘機)として構想されたが、性能および運用に問題があり、実用化はなされなかった。愛称の「ゴブリン」(Goblin)は「小鬼」の意。 爆撃機の護衛戦闘機は航続距離の不足が常に問題であったが、特にB-36 ピースメーカーはソ連上空に侵攻する超長距離爆撃機であり、