東京メトロ日比谷線で24日、走行中の列車の窓ガラスが突然割れた。9月にもJRと私鉄で破損が相次いだ。今回は地下区間での出来事。いったい何が起きたのか。 午後0時40分ごろ、8両編成の日比谷線が茅場町駅を八丁堀方面へ出発した直後、先頭車両の後方で「ドン」と音がした。さらに「ドーン」という大きな音が響くと、乗客から悲鳴があがった。 偶然乗り合わせた朝日新聞の記者が音がした方を見ると、進行方向に向かって右側の窓ガラス1枚が割れ、厚さ5ミリの丈夫そうなガラスが粉々になっていた。 「誰か運転士に伝えて!」と男性が叫ぶ。荷物を抱えて扉付近に向かう人、写真や動画を撮ろうとする人、車内は騒然となった。 八丁堀駅で乗客が駅員に通報。駅員が段ボールで補修し、安全を確保しながら中目黒駅に向かった。けが人はなかった。 列車の窓ガラスが破損することはしばしばある。9月21日には、JR東海道線と東急東横線の車両で相次