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ブックマーク / www.outdoorfoodgathering.jp (116)

  • 美しいけど問題外来種「海中の翡翠」ことミドリイガイを採って食べてみた

    先日、最近すっかりライフワークと化している「夜間岸壁採取」を三浦半島某所の港で行っていると、大型船の停泊する港の岸壁に、怪しく緑色に光るものを見つけました。 必死に手を伸ばし採取してみると、ムール貝の塊の中に、まるでエメラルドの原石のような貝が混ざっています。 おお……これは、ミドリイガイではないですか。 ミドリイガイは名前の通り「緑色のイガイの一種」です。イガイの仲間は「ムール貝」として有名なムラサキイガイを始め、「東海夫人」を始めやたら女性に例えられるイガイ、淡水性で特定外来生物に指定されているカワヒバリガイなどいくつかの種類があります。

    美しいけど問題外来種「海中の翡翠」ことミドリイガイを採って食べてみた
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    rindenlab 2021/12/09
  • 赤鬼ナマコはカチカチだけど美味しい(あとカチカチになる)

    アカオニナマコ、硬いアカオニナマコはシカクナマコというグループに含まれるナマコで、断面が台形に近いのが特徴です。 マナマコと比べるとともかくでかく、重くそして何より硬いです。クソ硬い。 ナマコは骨を持たない代わりに骨片という微細な骨を組織内に大量に持っており、それを集めたり散らせたりすることで硬くなったり柔らかくなったりすることができますが、こいつはそんな器用なことができるのかわからないくらい硬いです。 こうも硬いと用にはならんだろうと思って調べてみたのですが、意外にも宮崎あたりではべられているようです。とはいえ西南日には広く分布する種らしく、浅場にいるナマコでこれほどマイナーな扱いということは、やはりべるに当たって何かしら不都合な点があるのでしょう。 不安になりつつも、持ち帰ってべてみることにしました。 アカオニナマコ、硬いけど悪くない持ち帰ってきたアカオニナマコは腹を開いて内

    赤鬼ナマコはカチカチだけど美味しい(あとカチカチになる)
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    rindenlab 2021/11/29
  • ツツジの蜜で中毒してラリった話②:意外と怖いツツジとその毒

    このグラヤノトキシンはジテルペンというグループの物質の一種で、摂取するとめまい、吐き気、下痢、口の乾き、全身の麻痺、頻脈、ひどい場合には呼吸困難などを引き起こします。ぼくが体験した症状も概ねこの通りで、特に下肢の麻痺と口の麻痺はかなり強めに出ました。頻脈と口の麻痺が同時に起こると呼吸困難になってなくてもなりそうな感じがして非常に怖い、というのは今回体験して初めて知ったことです。 ツツジの蜜を吸うと呼吸困難に陥ることもあるというのは「きみふと」の中で木野くんにも喋らせていますが、連載終わって数年してからマジで体験することになるとは思いませんでしたね。 まあそんな感じなので言ってしまえば普通に毒です。 ツツジの一種に「アセビ」という植物がありますが、漢字では「馬酔木」と書きます。これはアセビを間違ってべた馬がまるで酔っ払ったかのようにふらついたことから名付けられたそうですが、ツツジ科の植物を

    ツツジの蜜で中毒してラリった話②:意外と怖いツツジとその毒
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    rindenlab 2021/10/26
    "毒物の毒性が低いというのは、要は「中毒量と致死量の間に大きな差がある」ということです。そして人類はこの手の毒をしばしば「嗜好品」として積極的に摂取してきました。グラヤノトキシンもそのひとつと言えます"
  • ツツジの蜜で中毒してラリった話①:中毒症状

    マッドなハチミツ!?司会進行をしてくださるゼロ次郎さんが持ってきてくれたそのブツは、その名も「MAD HONEY」。 名前の通りべると酩酊し、脱力感や多幸感を楽しむことができるといいます。 そう聞くと「なんかやべぇ薬物でも混ぜてる?」と思うかもしれませんが、そんなことはなく、純度100%の天然ハチミツとのこと。ネパールの奥地に住む少数民族が伝統的に採取し、嗜好品として楽しんでいるそうです。 もちろん合法で、インターネットで市販されており誰でも購入することができます。 これをいまこの場で摂取し、その様子を世界中に配信することで、文字通り人体実験イベントとして完璧なものにせん……とするゼロ次郎さんの強い意思に感謝しつつ、登壇者全員(とロフトスタッフYさん)で摂取してみることにしました。 ハーゲンダッツ(バニラ味)の上に、カレースプーン2杯ほどをどろりとかけます。見た目はやや淡めの色合いをした

    ツツジの蜜で中毒してラリった話①:中毒症状
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    rindenlab 2021/10/18
    恐ろしい
  • きのこ好きは必見!? 話題の映画「素晴らしき、きのこの世界」を見てきました

    今回鑑賞したのは「素晴らしき、きのこの世界」という映画です。 一般公開は9/24からなんですが、今回ありがたくも「マスコミ試写会」にお招きいただきまして、世間のキノコマニア共よりもちょびっとだけ早く拝見する機会に恵まれました。 招待状には「キノコのドキュメンタリー映画」的な解説が。。なるほど、じゃあディスカバリーチャンネルみたいなものかしら? ああいうのは大好きですよ。 この映画、なんかめっちゃインディーズな感じのタイトルですが、ちゃんとハリウッドで撮られたものです。 しかもメインナレーターは「キャプテンマーベル」役として知られる世界的女優ブリー・ラーソン(彼女、キノコ大好きらしいです)、さらに極めつけには、アメリカ映画批評サイト「ロッテントマト」で100点満点という快挙! 「オリコンランキング1位」とかとは桁違いの偉業ってことでいいんよね? ってな感じで見る前から高まる一方の期待感、加

    きのこ好きは必見!? 話題の映画「素晴らしき、きのこの世界」を見てきました
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    rindenlab 2021/09/24
  • 河川の違いがアユの味の違いにつながるのか確認してみた

    紹介される美味な材や料理だけでなく、登場人物たちの極端かつ口さがない物言いのインパクトの大きさもまた、人気漫画になった理由かと思います。人生で一度入ってみたいセリフNo.1は「この洗いを作ったやつは誰だー!」だよね? そんな美味しんぼの登場人物の中に「京極さん」という通おじさんがいるのですが、彼もまた京都の成金らしい口の悪さで作中作外問わず愛されています。 そんな彼の名台詞といえば「あんた、なんちゅうもんをわせてくれたんや……」。 「美味しんぼ」の主人公である山岡士郎とその父親である海原雄山はしょっちゅう「『究極』対『至高』」という料理対決親子喧嘩をやっているんですが、そのなかの「鮎対決」の回で審査委員を務めた京極さんが、後攻である雄山の提供したアユをべたあとに叫んだのがこのセリフです。 細かいことを説明しだすと終わらないんでやめますが、簡単に言うと海原雄山が彼にべさせたのは「生

    河川の違いがアユの味の違いにつながるのか確認してみた
  • 飛騨名物「河ふぐの刺身」を霞ヶ浦のアメリカナマズでやってみた

    はい、そういうわけで今回のアメリカナマズ、マジでゲオスミン臭一切なかったんですよ。びっくり。 しかも身が臭くないというだけではなく、頭とか腹身とか、そういうところも全然大丈夫。一番臭いの溜まる「血合いと皮下脂肪が一緒になったところ」を焼いても、市販のウナギ程度の臭みにしかならなかったんです。すごない!? いやこれアメナマべたことがある人なら全員ぼくのこの驚きわかってもらえるんじゃないかと思う。わからない人は……炭谷銀仁朗が1試合に2ホームラン打ったときくらいの驚きを想像してください(もっとわからない)(でも西武ドームで見たことある)(死ぬほどビビった)。 ここまで臭くなければ、噂の「河ふぐ」できるんじゃないの……やってみるしかないね…… 「河ふぐの刺身」を作ってみたアメリカナマズの大多数は霞ヶ浦に移入され、そこから千葉・茨城の利根川水系に逸出したものですが、それ以外にも全国のいくつかの

    飛騨名物「河ふぐの刺身」を霞ヶ浦のアメリカナマズでやってみた
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    rindenlab 2021/07/28
  • 雲南キノコ鍋2021初夏の総括編

    外来種は様々な形で我が国に侵入し、そして様々な側面から在来種を圧迫している。 この問題について、単純な構造化をするのはなかなか難しい。 ブラックバス、グリーンアノールのように在来種を害してしまうものはある種シンプルで、彼らは生態ピ... ぜひ合わせて御覧ください! 先日無事関東も梅雨明けしまして、2021年初夏のキノコシーズンも完走となりました。 今年はスタートこそ遅かったものの、最後の最後にドバッと出て楽しませてくれました。 先週末、最後のキノコ狩りを楽しんできたので、その様子をお伝えします。キャプションは基的に茸朗の心の声です。 いやーいいじゃないですか、可愛らしいヤマドリタケモドキ出てるじゃんね。こいつはシラカシの樹の下に出る、かさの色や柄の網目模様がおとなし目のタイプのやつだな。ヤマドリタケモドキは変異が大きいからいくつかの亜種が含まれてるんじゃないかって言われてるんだよな。

    雲南キノコ鍋2021初夏の総括編
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    rindenlab 2021/07/19
    "この雲南キノコ鍋、「キノコだけで佛跳醤作ったらこうなる」みたいなコンセプトの料理"
  • どこにでもいるミドリガメと高級食材スッポンをしっかり調理して食べ比べてみた①カメの捌き方

    先日、アメリカザリガニとともに「特定外来生物指定の俎上にあげられた」ことで注目を浴びたミドリガメことミシシッピアカミミガメ。 当ブログでは何度かネタにしており、動画でも「丸焼き」を紹介させていただきましたが、それはそれとして「ちゃんと料理するところも見たい」「捌き方や味が知りたい」という声も絶えず頂いてきました。 ちょうど、過日多摩川にて釣り上げたミドリガメ&スッポンが冷凍庫に眠っているのもありましたので、それを解凍してしっかり調理した上で、せっかくなので「べ比べ」をしてみました。 その様子は動画にまとめられておりますので、ぜひこちらを御覧くださいませ!!↓↓ 自分で言うのもアレですが、大変わかりやすくなっているかと思います。これであなたもカメ博士!(料理的な意味で) ……うん、わかるよ。「興味はあるけど動画なんか見てられない」って思ったでしょ? こっちは忙しいんだから25分も見てらんな

    どこにでもいるミドリガメと高級食材スッポンをしっかり調理して食べ比べてみた①カメの捌き方
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    rindenlab 2021/07/15
  • 霞ヶ浦に浮かぶ「沼のナタデココ」オオマリコケムシは超臭いけど結構食える

    謎生物オオマリコケムシ オオマリコケムシは「外肛動物」なるグループに属する生物で、北アメリカ原産の外来生物だそうです。霞ヶ浦のような富栄養水域に生息し、多数の個体が集まった群体という形状で暮らしています。 今回拾った球体を割ると、内部はほぼ透明なゼラチン質が詰まっており、表面の亀甲模様のところにオオマリコケムシの体が集まった層があるように見えます。 たぶんですが、表面のオオマリコケムシたちが周囲の水をろ過して栄養を摂取しながら内部に取り込んでいき、徐々に球体が大きくなっていくのではないかと思います。Wikipediaによるとこの球体は一畳分くらいになることがあるそうです。 このあともあちこちでオオマリコケムシの群体を見かけましたが、ボートや流木にくっついて浮かんでいるものもあれば単体で川底に沈んでいるものもありました。 ともかく水中にあればいいみたいで、テキトーな感じの生き物です。クラゲ

    霞ヶ浦に浮かぶ「沼のナタデココ」オオマリコケムシは超臭いけど結構食える
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    rindenlab 2021/07/08
    食用に培養されたオオマリコケムシは気になる
  • 「水辺のソーセージ」ガマの穂はソーセージではなく「パン」にすると美味い

    ガマの穂を焼いてべてみた 採取したのは、まだ若くしっかりとした雌花。質感はビロードそのもので、柔らかく上質な手触りです。こんな感じのハムスターいそうだなぁ。 それでもその串刺しフランクフルトのシルエットが欲を喚起します。かぶりついたらぶしゃっと肉汁飛び出そうじゃん? というわけで、グリルでこんがりと焼いて、いただきまーす 噛めねぇー!! まあ概ね予想通りだけど、これはあれですね、完全に毛束ですね。硬く巻いたタオルを噛んでいるかのよう。 未熟な綿毛の束なんで当たり前っちゃ当たり前。美味しそうなのは見た目だけです。 ちなみになぜウナギを焼いたものが「蒲焼き」なのかというと、かつてウナギは開きにせず、ぶつ切りにして串に刺しつけ焼きにしたそうです。その様子が蒲の穂に似ていたため蒲焼きと呼ばれるようになったとか。蒲焼いてってたわけじゃねぇんですね。 まあでもね、そんなこともあろうかと、別のガマ

    「水辺のソーセージ」ガマの穂はソーセージではなく「パン」にすると美味い
  • ミドリガメは「コンロで丸焼き」にするだけで十分美味しい

    先日、ついに我らが鉄腕DASH「グリル厄介」のコーナーでミドリガメが取り上げられるという快挙が達成されました。 ミドリガメことミシシッピアカミミガメは、いま日で最も問題になりつつある外来生物。その圧倒的繁殖力と環境適応力で在来カメの生息域を圧迫し、また貴重な在来生物を害しています。「日の侵略的外来種ワースト100」にも選定されており、そんなものをペットとして飼うのはどうなのか? という議論も起こっています。 飼育されていたものが自然環境下に逸出して定着し、いまや日に生息するカメの9割以上がミドリガメと呼ばれるもの(アカミミガメ類やヌマガメ類)だと考えられ、各地で慌てて駆除が行われています。 その割にペットとしてはまだ人気があることもあり、駆除や用の話をすると現状把握のできない方々から殺意を込めたメッセージを頂戴することもしばしばです。そんな中、国民的番組で「ミドリガメは有害な外来

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    rindenlab 2021/06/18
    意外と美味しそう
  • 釣り人の目を焼く毒クラゲ「アカクラゲ」を食べてみた

    身近な毒クラゲ「アカクラゲ」 名前の通りかさに赤い条線がいっぱい入っているのが特徴で見た目にもわかりやすいのですが、個人的にこの条線は「警告色」なんじゃねぇかと思っています。というのもこのクラゲ、結構強い毒を持っているんですよね。 アカクラゲも他のクラゲ同様触手に刺胞毒というものを持っていて、不用意に触るとチクチクする他、粘膜への刺激性がとても強いです。打ち上げられて死にかけていてもその毒性は失われておらず、潮干狩りなどで子供が「わぁきれいなクラゲ」と触れてしまうことで事故が起こることがあるようです。 また、このクラゲは特に釣り人から恐れられています。というのもこのそうめん状の触手、釣り糸によく絡んでくるんですよ。東京湾のアジ釣りやキス釣りではしょっちゅう触手だけが釣り糸に引っかかってきて「何だゴミか」とつまんで採ろうとしてやられたり、気づかずに鼻や目をこすってしまって激痛に襲われたりする

    釣り人の目を焼く毒クラゲ「アカクラゲ」を食べてみた
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    rindenlab 2021/05/31
  • どこの海岸にも生えている「ツルナ」を天ぷらにすると「と◯がりコーン」の味がする

    ツルナは最高そんなエニタイムOkな野草の代表格として挙げたいのがツルナ。 ハマミズナ科という聞き慣れないグループに属しており、サラダ用の生野菜として人気のあるアイスプラントの近縁種です。 日全国の浜辺に産するごく一般的な野草で、砂浜だけでなく岸壁の隙間や河川敷、ときに全く水辺と関係のない内陸で見かけることもあります。数年前に東大前の道端に群生しているのを見かけたけど今どうなってるかな。 やや肉厚でぷりっとしたきれいな緑色の葉をつけ、年間を通して利用できます。アクが少なく歯ごたえがあり、さっと加熱するだけで美味しいのが特徴。日の南西諸島やヨーロッパ各国では一般的な材で、とくにイギリスではニュージーランドスピナッチ(ニュージーランドのほうれん草)と呼ばれて栽培もされているようです。 栄養豊富で、べると胃壁を保護してくれるので胃炎患者におすすめの材だそうです。ワイやんけ。。 ツルナを

    どこの海岸にも生えている「ツルナ」を天ぷらにすると「と◯がりコーン」の味がする
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    rindenlab 2021/05/27
  • ギギを食べて「ナマズがウナギの代用になる」ことを実感した件

    ぼくのコブダイ釣りの師匠であるNさんはヘラ師でもあり、たびたびヘラブナ釣りをされています。そんなNさんから先日、魚が届きました。 デカいゴンズイ…? はたまた小さいアメリカナマズ…? いや、これは ギギだ! 主に西日の渓流に生息するナマズの一種ギギですね。なんでも、行きつけのヘラブナ釣り施設(野池を仕切って釣り堀にしている)にいっぱいいて、ヘラブナの餌にってくる外道なのだそう。 ギギといえば以前小宮さんの案内で筑後川の上流で釣った(小宮さんが)ことがありますが、あれは20cmなかったし、色も真っ黒でした。 それに対し今回のギギは30cmほどあり、やたらと黄色みがかっています。来渓流にいるはずなのに、止水域である野池に山ほどいるというのも不思議です。そもそもどうやって入り込んだんだろ? しかしこの特徴的な大きく裂けた尾びれ、体側の縦条は間違いなくギギです。調べてみると黄色い個体も結構い

    ギギを食べて「ナマズがウナギの代用になる」ことを実感した件
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    rindenlab 2021/05/20
  • ヒラツメガニのケジャンはめっちゃ美味い

    そんな感じで集めてきたヒラツメガニ。 いつもはここから何を作るか悩むのですが、今回に関しては作るものがすでに決まっています。 ケジャンです。 生のワタリガニを使って作るキムチであるケジャン。韓国南部の高級料理で、もとよりワタリガニが高価なのもあってお店でべると1匹2000円ほど、露店で買っても1パック1000円ほどします。 でもカニって歩留まり悪いから、1匹じゃとても満足なんてできないんだよね。だったらもう自分で採って作るしかない。 軽くネットを見てもヒラツメガニでケジャンを作っている例はあまりないようなので、オリジナルレシピで作っちゃおうと思います。 ヒラツメガニでケジャン作ってみたまずはカニの下処理から。 基的に、ケジャンは数日間漬け込んでカニの身にたれを染み込ませる料理です。そのため剥き身にしてしまうとたれが入りすぎてしょっぱくなる事故が起こります。 したがって下処理は ①ふんど

    ヒラツメガニのケジャンはめっちゃ美味い
  • 河川敷で繁茂する外来植物「野菜ソバ」ことシャクチリソバは塩漬けすると空心菜みたいになって美味い

    シャクチリソバ、超酸っぱい群落の中で柔らかそうな葉っぱのものを見繕い、手で引っ張りながら折り取ってみます。 ポコン! と音がして気持ちよく折れました。なるほど、中空なんですね。 この柔らかさや茎の質感、太さ、中空の感じ……なんだかとっても空心菜(エンサイ)に似てるなぁ。 このままさっと炒めて美味しかったりしたら、それもう空心菜じゃん。空心菜大好きだからそうだったらいいなぁ…… そう思いながら、試しに茎を噛んでみると ……(;´Ж`)すっっっっっぱぁああああ! うはーなんだこれ、激酸っぱいです。イタドリと同じ方向性の酸味ですが、より強くシャープな気がします。 そういえば、ソバもイタドリも同じタデ科でしたね……ということはこれはシュウ酸の酸味か……これは、そのままべたら結石まっしぐらという感じですね。 ひと手間加えてみましょうか。 シャクチリソバは塩漬けで美味しくなる持ち帰ってきたシャクチリ

    河川敷で繁茂する外来植物「野菜ソバ」ことシャクチリソバは塩漬けすると空心菜みたいになって美味い
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    rindenlab 2021/04/28
  • 「海の馬刺」コブダイのデコ刺を食べてみた

    「コブダイのこぶ」≒「馬のたてがみ」?西日、特に九州で馬刺しをべたことがある人なら、赤身と一緒に「真っ白な肉」が盛り付けられているのを見たことがあるはずです。 あれは「たてがみ」と呼ばれる首周りの肉で、見た目の通り脂がのっていて非常にジューシーです。 一方でコブダイ。 ベラ科の巨大魚で、大きく成長するとメスからオスに性転換し、おでこと顎がこぶ状に肥大するのでこの名があります。 そしてこのこぶですが、こちらも内部はほぼ脂身です。なのでここだけを刺身にすれば、たてがみのようなジューシーさを楽しめる、というのです。 なんだそれスゲー発見じゃんビックリしてる やってみなくては🎵 でかコブダイを釣ってきたというわけで向かったのは兵庫県。大阪湾から瀬戸内海にかけてはコブダイの巣と言われており、身近な堤防の足元からモンスターのようなコブダイが現れることで知られています。 ちなみにぼくが初めてコブダ

    「海の馬刺」コブダイのデコ刺を食べてみた
  • ニホンカナヘビがとっても可愛いんだけど食べてみた

    カナヘビべてみたというわけで、決意も新たにべる「かわいそう」材、第一号はこちら! カナヘビ(ニホンカナヘビ)です。 いやね、実はこれまで一番いろんな人から「かわいそうだからべるのは勘弁してくれ」って言われたのがこのカナヘビなんですよ。なんでだろうね、確かに動きはすごい可愛いけど、ヘビやカエルとどう違うのか正直よくわかりません。可愛い・かわいそうだからべちゃいかんということ自体よくわかんないけどね。 カナヘビやニホントカゲは日土に棲む数少ないトカゲの一つで、全国的に広く生息しています。人里にも適応しており、現時点で種の保全状況に危険はありません。ヘビやカメ同様、免許なしで確保できる貴重な野肉だと思うのですがいかがでしょうか。 まあでももちろんそれは「味が良ければ」の話ですよね。べて確かめてみなくては! 今の時期、カナヘビは冬眠から覚めたばかりであちらこちらをうろうろしており

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    rindenlab 2021/04/19
  • 排水路で異常繁殖する「泉の鯛」ナイルティラピアを釣って食べてみた③:東京オリンピックにちなんで、チャド料理「ダラバ」を作ってみた

    排水路で異常繁殖する「泉の鯛」ナイルティラピアを釣って食べてみた③:東京オリンピックにちなんで、チャド料理「ダラバ」を作ってみた
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    rindenlab 2021/03/29