先日、最近すっかりライフワークと化している「夜間岸壁採取」を三浦半島某所の港で行っていると、大型船の停泊する港の岸壁に、怪しく緑色に光るものを見つけました。 必死に手を伸ばし採取してみると、ムール貝の塊の中に、まるでエメラルドの原石のような貝が混ざっています。 おお……これは、ミドリイガイではないですか。 ミドリイガイは名前の通り「緑色のイガイの一種」です。イガイの仲間は「ムール貝」として有名なムラサキイガイを始め、「東海夫人」を始めやたら女性に例えられるイガイ、淡水性で特定外来生物に指定されているカワヒバリガイなどいくつかの種類があります。