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ブックマーク / www.outdoorfoodgathering.jp (116)

  • 世界で2番目に臭い料理「ホンオフェ」本場の作り方で作って本気で食べてみた

    世界で2番目に臭いべ物といわれるホンオフェ。韓国南部・全羅南道の名物料理で、生のエイを発酵させてから刺身にしたものです。 浮袋をもたないエイは浮力を得るために体内に尿素を溜め込んでおり、死ぬとそれが細菌の力でアンモニアへと変化するため猛烈におしっこ臭くなります。一方でそのアンモニア含有率の高さ故に他の菌が増殖できず、結果として腐敗することなく保存でき、時間が経っても生でべることができるわけです。 しかしそれでも、べ物からものすごいおしっこ臭がしたら普通の人は飲み込めないと思いますし、韓国でもべられない人はいっぱいいるそうなので、まあ「極まった珍味」みたいな感じなんでしょう。 そんなホンオフェですが、個人的には「いい意味で」強い興味がありました。なぜかというと「もしかしたら旨味が出ているんじゃないの?」と思っているからです。 エイという材の特徴として「感はいいけど旨味が少ない」と

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    rindenlab 2022/11/24
    旨味にたどり着ける気がしないなこれは…
  • 憧れの「雷魚の刺身」食べてみた!

    ぼくは父親から「淡水魚はできるだけべるな、特に生でべるのだけは絶対に止せ」と言われて育てられました。 背景には父親の淡水魚嫌いもあったのだとは思いますが、それ以上に「淡水魚の寄生虫は怖い」という認識が強かったためでしょう。父の故郷である岡山県南部には、フナを好んで生する文化があり、もしかしたらやばい目にあった人の話を聞いたことがあったのかもしれません。 ただ結果としてコイ科淡水魚をべる機会に恵まれなかった自分は「コイ科の魚ってどんな味なんだろう、そんなにまずいのかな」「大人になったら自分の意志で淡水魚を好きなだけべたい」という念を強めながら育ち、大人になるころにはすっかり淡水魚生でべるマンとなってしまったのでした。

    憧れの「雷魚の刺身」食べてみた!
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    rindenlab 2022/11/20
  • 札幌では野生のカカロットと野生のバーダックが迷惑な存在になっています

    先日、北海道の道をドライブしていたところ、見慣れぬ白い花が風に揺れているのを発見。 車を停めて近寄ってみると、今度はたいへん見慣れた葉っぱが目に入りました。 なるほど、これが噂のノラニンジンというやつですね。、 ノラニンジンはセリ科の帰化植物で、日には明治以降にヨーロッパより移入したとされます。 葉が野菜のニンジンそっくりなので判別が可能です。日に生えている個体については「ヨーロッパに自生していたニンジンの原種が外来種として移入した」または「野菜として移入されたニンジンが逸出して野生化した」の2つの説があるそうです。まあいずれにしても野菜のニンジンとほぼ同じ植物という考えで良いのでしょう。 ただ、有益な植物であっても畑から抜け出せばただの外来種。至る所で群生するノラニンジンは、畑のニンジンやセリ科野菜に被害をもたらす害虫や病害の発生源となってしまうため、要注意外来生物のひとつとしてマー

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    rindenlab 2022/10/26
  • 全日本人待望の「栽培できるマツタケ」バカマツタケの可能性について考える

    先日、今季ラストとなるコウタケハントに行ってきたのですが、その最中に友人のマーシーくんが興奮MAXの声でぼくを呼んだので向かったところ、素晴らしいきのこが生えていたのでこちらも興奮してしまいました。 これは……マツタケ! でも、ご覧の通り松葉が落ちていない(=松林ではない)です。 そう、これはマツタケはマツタケでも、近縁種のバカマツタケ。マツタケのくせに松林ではなく広葉樹林に出るため「馬鹿松茸」と呼ばれてしまっているかわいそうなやつです。早松茸(さまつたけ)とも呼ばれ家より少し早い時期に出ますが、こんな時期にも見られるのかとちょっとびっくりしました。 ただそれにしても こんなでけぇやつは初めてみました……何度か家マツタケじゃないかと思ってマーシーくんに聞きましたが「これはバカマツ」と言われてしまいました。まあ発生地が発生地だし、あとご覧の通り柄が短いのでそうなんでしょう。 バカマツタケ

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    rindenlab 2022/10/11
  • 水族館の人気者「マンタ(ヒメイトマキエイ)」を食べてみた

    先日、野会にご参加頂いたことのあるgin&itさんから「マンタ肉べませんか?」というご連絡をいただきました。 マンタ肉!? 一体どうやって手に!!? 「定置網に入ったものが売られていて、3kgほど購入したんです。」 えっそんなことあるの!? と思ったんですが、調べてみるとマンタ(イトマキエイ類)のなかでも最小のものであるヒメイトマキエイは日近海にも多く、しばしば定置網にかかるそうです。 これまでいろいろなエイをべてきた茸

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    rindenlab 2022/09/20
  • 霞ヶ浦の新顔外来種「ダントウボウ」はコイ目で屈指の美味しさ

    先日、さかな芸人ハットリさんと一緒に、霞ヶ浦に外来生物ハントに行ってきました。 昼の間はハクレン・ソウギョを狙うも、スレっからしで丸坊主。どうもヘラブナ釣り師に散々叩かれて釣り針に敏感になってしまっているようです。 しょうがない... 結局ぼくが2匹、ハットリさんが1匹のダントウボウをゲットしたのですが、ぼくが採った2枚はいずれも小型で、ハットリさんの1枚のほうが遥かに大きいです。 どうせべるなら自分もデカいの採りたかったぜ……とちょっとがっかりしていると、そんなぼくの心を読んだのか「よかったらデカいの持ち帰りますか? 自分は自力で釣りでゲットしたものをべてみたいので」というありがたすぎるオファーが!! 末っ子育ちのワイ、人からの恵みは一瞬の迷いも見せず享受できるのが才能です。ありがたく頂戴することにしました。。 ダントウボウを調理してべてみたということで持って帰ってきたビッグなダン

    霞ヶ浦の新顔外来種「ダントウボウ」はコイ目で屈指の美味しさ
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    rindenlab 2022/09/20
  • 「人食いザメ」「ジョーズ」ことホホジロザメを食べてみた

    少し前の話ですが、瀬戸内海でホホジロザメが漁獲されたというニュースがありました。 瀬戸内海にもいた… ホオジロザメ 山口・周防大島付近で捕獲 30年前は騒動も ホホジロザメはあの「ジョーズ」のモデルとなったことでも知られる恐ろしいサメで、世界中で死亡事故が発生している「人いザメ」の一種です。好んで人を襲っているわけではない、餌のアザラシと間違えて噛みついているのだという説もありますが、何にしても噛まれれば大怪我です。 なおつい先日、著名な漫画家がシャークアタックと見られる事故でなくなったというニュースが流れましたが、あれは事故の起こった海域に多く生息する「オオメジロザメ」によるものではないかと見られているそうです。 ―――― 閑話休題。 そんな危険なホホジロザメがなぜ瀬戸内で漁獲されたのか。実は彼らは魚を追って沿岸近くにも入り込んでくることがあり、瀬戸内海では数は少ないもののしばしば目撃

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  • テッポウエビの刺身がアマエビの上位互換だった件について

    ★☆★☆★茸朗の新刊が発売されました☆★☆★☆ さまざまなヘンテコ・トンデモ・絶品材をべていろいろな目に遭った茸の体験記が、cakesでの連載を経て単行になりました。 ブログとはまた違った切り口の文章をお楽しみいただけると思います。ぜひお手にとっていただけると嬉しいです! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 瀬戸内野会の日の朝、コーディネーターのてらださん(笠岡地域おこし協力隊)のご案内で、笠岡周辺の市場と直売所を巡ってきました。 笠岡魚市場のセリを見学させていただいています 終わったらなに買おうかな~ pic.twitter.com/NG8YWMfePy — 茸 朗(たけもとあきら) 「野ハンターの七転八倒日記」好評発売中! (@tetsuto_w) November 8, 2019 朝一番のセリも見せていただいてめっちゃ楽しかったです。動画もあるけどどっか

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    rindenlab 2022/07/08
  • 貴重なヌタウナギの卵を食べたらまんま〇〇の味だった

    先日、ひさびさにヌタウナギを釣りに行ってきました。 どうもこのところ静岡方面でこの魚増えてるようで、ブッコミ釣りの人たちから「ヌタウナギばっかりで心が折れる」なんて声が漏れ伝わってきます。 ヌタウナギがかかると他の魚がかかってくれなくなるのはもちろん、仕掛けをヌッタヌタのメッタメタにしてくれやがるので非常に面倒なのです。 これは勝手な予測ですが、ここ数年度々起こる豪雨によってもともと岩礁帯だった場所が砂泥底になっているんじゃないでしょうか。ヌタウナギは砂泥底を好む魚なので、生息適地が増えて数を増やしているんじゃないかと。。 実際に漁港の船道が埋もれてしまったために浚渫をやり直しているだとか、海底地形が変わって魚が釣れなくなってしまっただとかの話をしばしば聞くので、大きく間違ってはいないと思います。 まあ変な魚大好きの茸おぢさんにとってはヌタウナギが増えているというのは願ってもない話。 U

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    rindenlab 2022/07/04
  • 要注意外来種「シナダレスズメガヤ」で、世界一まずい(?)主食を作ってみた

    さいきん、多摩川の河川敷で人知れず増殖している外来種があります。 その名はシナダレスズメガヤ。アフリカ原産のイネ科植物で、日へは道路の法面緑化のために移入されました。 日当たり良く乾燥する場所を好み、過酷な環境にも適応できる……となれば定着・増殖は時間の問題。いまでは全国の河川敷・河原に繁茂し、在来植物を圧迫したり、病原菌や害虫の発生源になったりして問題となり、日の侵略的外来種ワースト100にも指定されています。 日の外来種問題は基的にこのパターンですよね。学べよなという感じです。まあ今後はこう言う安易な生物の移入は行われなくなっていくのでしょうけど。。 シナダレスズメガヤ、なんかべられそうそんなシナダレスズメガヤですが、同じイネ科スズメガヤ属に含まれる「テフ」という植物に外観がよく似ています。 河川敷で見かけたときに「あれなんでこんなとこにテフが」って思ったくらい似てる。まあイ

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    rindenlab 2022/06/28
  • 珪藻土じゃない「ただの土」を食べてみた

    そこから特にふくらませることもなく、土については一旦満足していたんですよね。 なんですけど先日ふと「別に珪藻土だけがべられる土じゃないよな」って思ったんです。というのも世界的に土文化がある一方で、珪藻土はプランクトンの化石であるということもあり産出地は偏在しており、世界中の土べる人がみな珪藻土の恩恵に預かれたわけじゃないと思うんです。 また、珪藻土がいかにえるといっても消化ができるわけではなく、ミネラル等の微量栄養素が摂取できる程度であとは全部排出されてしまうので、そう考えるとフツーの土でも一緒なんじゃねぇかと思ったんですよね。 てなわけで試してみることにしました。 千葉の山で土掘り出してべてみた向かったのは千葉県鴨川市、友人でサバイバル研究家の永野太郎くんのフィールドです。 あーもしもしオレオレ、ちょっと土べたいんだけど掘らせてもらってもいい? という謎の問い合わせにも苦

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    rindenlab 2022/05/31
  • 本気のアカマンボウはどこまでマグロに寄ってくれるのか

    先日、ブログのコンタクトフォームに「アカマンボウいかがですか?」というオファーをいただきました。 ご連絡くださったAさんによると、キハダマグロ釣りの外道にアカマンボウが釣れたためおすそ分けしてくださるとのこと。 アカマンボウ自体べたことはあったのですが、スーパーのフライ用切り身だったため味がイマイチわからず不完全燃焼のままでした。もちろんありがたく頂戴することにします。 しかしこのアカマンボウ、マグロ釣るためのルアーにふつうに掛かってきたそうで、サイズも28kgとマグロに引けを取りません。 (撮影はいずれもAさん) このど迫力よ……ふつうに普段から生きた魚追っかけ回してべてんだろうな。 アカマンボウとマグロ比べてみたアカマンボウは名前こそマンボウとついていますが、マンボウとは何もかもが異なる魚。全身が真っ赤で、普通の魚のような尾ビレがあります。 実はリュウグウノツカイなんかと比較的近い

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    rindenlab 2022/05/16
  • 「局地的利用」の極み? 広島県で偏愛されるという「夜泣き貝」を食べてみた

    広島県の人が大好きな「夜泣き貝」先日、いつもアブラボウズヘッドとか胃袋を手配してくださる小田原のあきおさんから「夜泣き貝ってべたことありますか?」というご連絡を頂きました。 べたことないのでぜひ送ってくださいとお願いしたのち、おもむろに調べてみたところ、夜泣き貝とは広島県で「ながにし」と呼ばれる巻貝類の総称だそうです。全国的に分布はしているものの特に広島県で愛されているとのこと。 なぜそれが小田原のスーパーに……?と思いましたが、まあ取り扱い鮮魚のマニアックさで横に並ぶもののないお店ですからさもありなんでしょうか。サンキューヤオマサ、フォーエバーヤオマサ。 そして翌日、届いたものがこちら。 へぇーなるほど、意外と小ぶりな貝なのですね。 ぼうずコンニャクさんところで照らし合わせてみたところ、標準和名ナガニシではなく近縁のコナガニシのようです。 瀬戸内海のような内湾に多いナガニシと比べると

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    rindenlab 2022/04/26
  • ついにアナコンダサイズのダイナンアナゴをゲットしたので極大天丼にしてみた

    先日、YouTubeの取材で2日連続ダイナンアナゴハントに向かい、長らく目標としていたお化けサイズの個体をゲットしました。 ポイントはダイナンアナゴの巣ともいわれる某岸壁。水深があり、海底に何条もの溝が走っていて、そこを通ってアナゴが入り込んできます。 ゴツい磯竿に無骨な両軸リール、パスタみたいに太い糸、親指くらいあるデカい針をつけて狙います。 ヒットしたのは日がとっぷり暮れた20時頃。竿先につけていた鈴がけたたましく鳴り響き、4号の磯竿が大きく曲がりました。 釣れ上がって来たのは堂々の128cm。重さは測っていませんが4kgあったかもしれません。 胴の太さがとんでもないことになっており、ちょっとした太ももくらいはあります。 後半身はすこしスリムなタイプですね、通常はもっとゴン太で寸詰まりな印象を受ける魚です。 各地でトウヘイ、ベェスケなどといったノンビリした地方名がつけられているのは、こ

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    rindenlab 2022/04/20
  • どこにでも生えてる草で辛子高菜……ならぬ「辛子カラシナ」を作ったらすごくハッピー

    カラシナ漬けは高菜漬け?採ってきたカラシナをよく水洗いして、10%ほどの塩で漬けます。重しを乗せてしっかりと水分を抜いて。 2ヶ月ほど経つと いい感じに漬かりました。取り出して香りを嗅いでみると…… (`・∞・´)うん、やっぱり高菜だね!! 予想通り、美味しそうな高菜漬けの香りがします。 実は高菜はカラシナを改良して作られた野菜で、葉から爽やかなピリッとした香りがします。これを漬物にすると得も言われぬ欲をそそる香りになるのですが、カラシナも漬けたら同じようになってくれるんじゃないかと期待していたのです。うまくいってよかった! そのままべるとさすがにしょっぱすぎたので、一晩塩抜きして ごま油とみりんで炒めてみました。いただきま~す ……(゚∀゚)ウマー これはなかなかの美味しさ。カラシナ漬けの香りは加熱すると強くなり、漬物独特のヒネ感も合わさってコクが出ています。 これはご飯が進みまくる

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    rindenlab 2022/04/11
  • ジュズダマの「麦」としての可能性を追求する①:そもそも小麦粉の代用になるのか

    ロシアウクライナ侵攻が、我が国の料市場に影響を及ぼしつつありますね。 イクラやウニ、カニ、スルメイカ、銀鮭といった魚介類が今後手に入りにくくなると推測されていますが、それよりも心配なのが小麦。日の小麦自給率は13%に過ぎず、小麦生産大国であるロシアウクライナからの輸入に大きく頼っています。 そもそも我が国はコムギという植物にとって高温多湿すぎるため、自給率を上げるのが難しい材です。今後温暖化の進行具合によっては国内での栽培がどんどん難しくなっていくかもしれません。 岡山で生まれ福岡で育ったぼくは、お好み焼きラーメンと言った小麦品が大好きです。なくなってしまうなんて考えたくないのですが、現状を考えるとその不安もないとは言い切れないので、身近な野材でコムギの代用にできるものをいつでも探しています。 そんな中、目についたのが今回のテーマである ジュズダマでした。 ジュズダマ粉は小

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    rindenlab 2022/03/28
  • 干潟で出会えるリシケタイラギは普通のタイラギと変わらない美味

    先日、瀬戸内海岸某所を歩いていると、足元に違和感たっぷりの石がありました。 ……? やたらとせり上がっていて、謎の鶏冠状です。 なんぞこれ。 よく見ると海中にもたくさんあります。 近寄って触ってみる... ハボウキガイは同じ仲間のタイラギよりも味が薄いですが、でかい貝ということでテンションは上がります。 近くにもきっと同じようなサイズのハボウキガイがあるだろうと思い、探していると あれ、全然趣が違う貝が…… ハボウキガイが海底から10㎝ほどからの頂部を覗かせていたのに対し、この貝は逆三角形の頂辺が海底にフラットになっていました。海底に割れ目がパカッと空いている感じで、つい指を突っ込んでしまい、指をギュッと挟まれました。 掘り出したものはシルエットやサイズはタイラギそっくりですが、殻全体に条線が入り、それに沿って鱗片のような突起がついています。 ハボウキガイと比べると形の違いは明快。 調べて

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    rindenlab 2022/03/14
  • 誰でも採れるのにめちゃ美味い「シラタエビ」をとっつかまえて食べる

    ちょっと前の話なんですけど、うちの近所でまた素晴らしい野材に出会ってしまいまして。 シラタエビ、って言うんですけど、みなさま御存知ですか? こんな感じのエビです。最大でも7cmくらいの小型(小さいということもないけど)のエビの一種で、東京湾や大阪湾、有明海のような内湾の汽水域に多く生息しています。うちの近所ではとりあえず、多摩川の河口にはいっぱいいました。 内湾の浅瀬が好きだけど泥底にいるというわけではなく、河口のゴロタ岩の隙間とか、石畳の間とかにたくさんいるみたいです。夜行性のようで夜にライトで照らすとモサモサっと群れが動きます。 今回このエビと出会ったのは、多摩川河口周辺で「ボサエビ」と呼ばれて用にされているエビを探しに行ったのがきっかけです。 ボサエビがいるはずだろうと思ってタモを振り回したら、このシラタエビがいっぱい入ったんですね。 よく調べてみたところ、ボサエビは河口に生息す

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    rindenlab 2022/03/14
  • 関東地方で採れた白トリュフは名状しがたい強烈な香り

    国産白トリュフ、マジで臭くて感動そんなわけで国産白トリュフ、ありがたくべさせてもらうことにしました。 まずはシンプルに、オムレツにかけてべてみよう。やはりトリュフといえば卵料理ですからね… バターたっぷりのふわとろオムレツを作って… 軽く洗い、泥を落とした白トリュフを ドバっと削り! 即座にいただきます!! なにせ白トリュフの香りは熱にクソ弱く、またあっという間に揮発してしまうといいます。テイスティングは何よりもスピード勝負となります。 …(´Д`*;)うぉお……これは……強い……! なんともまあ表現の難しい香りが、ひたすらに強烈に鼻腔を直撃します。 あえて例えるなら「エロい」。このふしぎなキノコの香りをかぐと非常に「性的な」イメージが頭の中にフワッと浮かび上がります。 黒トリュフことイボセイヨウショウロをべたときも同じようなことを思いましたが、あれはもう少し欲寄りだった。海苔の風

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    rindenlab 2021/12/20
  • 「山の牡蠣」イノシシの金玉で山のカキフライを作ってみた

    ☆★☆★☆ 「僕は君を太らせたい!」 ★☆★☆★ 漫画「僕は君を太らせたい!」単行第1巻 発売中!! ↑↑画像をクリックするとAmazonのページに飛びます↑↑ その高価さから「山の黒いダイヤ」なんて呼ばれるトリュフ。 しかし今回手に入れたのは、ダイヤよりもありがたい金。 そう、ゴールデンボールです。イノシシの。 秋の松茸狩りでお世話になったOさんからの贈り物です。 ありがとうございます! 以前シカのゴールデンボールはべたことがありますが、イノシシのは初めて。 一体どうやってべるのがいいか、調べようと思ってググってみたところ 「イノシシの睾丸は牡蠣と似た味があり、欧米では『マウンテンオイスター』と呼ばれています。」 な、なんですと…!? 山の牡蠣フライを作ってみたイノシシのゴールデンボールをべた人のレビューを見てみると、実際に「牡蠣みたいだった」という評価も散見されます。 しかし、

    「山の牡蠣」イノシシの金玉で山のカキフライを作ってみた
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    rindenlab 2021/12/09