国内の技術系ベンチャーは、球団やテレビ局買収騒ぎで注目された元ライブドア社長の堀江貴文被告に代表される起業家たちが国内外の耳目を集めていた。2004〜2005年のことだ。 それが2006年1月、堀江被告の逮捕をきっかけに、国内ベンチャーに対する世間の期待と評判は地に落ちた。その後、捜査当局の本格的な調査が始まりIT企業の不祥事が多数発覚。ITではなくマネーゲームを軸としたベンチャーが多いとの指摘を各方面から受け、今後は真に技術力を持ったベンチャー企業の登場が望まれる情勢となった。 しかし、村上氏はITのインフラ普及が企業成長をけん引した後となる2004〜2005年から、「ITインフラの普及からITをどう使うのか」というトレンドが表面化してきたと指摘。このトレンドに日本企業、さらには日本の産業構造全体が乗り切れていないことが、米Googleや米AppleのようなITインフラをうまく活用した高
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