2014年シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)入りへ入会申請中のヴァンラーレ八戸(東北1部)の昇格の可否が、12月4日のJFL理事会で決まる。来季はJ3発足に伴い、JFLは14チームでの開催が決定。既存の8チームが残留し、残り6枠を地域リーグ勢が争っている。ヴァンラーレと同じ東北1部のグルージャ盛岡はJ3参入が濃厚となり、東北6県で〝Jリーグ空白地〟は青森だけになる見通し。将来的にJ参入を見据えるヴァンラーレが県内初のJFL入りを果たせるか、注目が集まる。(工藤洋平) 残り4枠激戦 従来、地域リーグからJFLに昇格できるのは、原則として全国地域リーグ決勝大会(地域決勝)の上位3チーム。だが、来季はJFLからJ3に参加するチームが多いため、残留を除く6チームを地域リーグから補充することとなった。 11月に開かれた地域決勝ではグルージャが初優勝し、地域勢では唯一、〝飛び級〟でのJ3