すっかり秋めいてきましたね!できるならば冬場は冬眠していたい、こんにちは nakamura です。 以前、Apache の機能の中でもよく使う バーチャルホストの設定 について説明させて頂きましたが、それに負けず劣らずよく使うのがアクセス制御の機能ではないでしょうか。単純な基本認証から、接続元の IP 制限、更には mod_rewrite 等を使ったちょっと複雑なものまで、Apache のアクセス制御はとても多機能で、うまく使えば実に色々な事ができます。 今回はそんな Apache でのアクセス制御について、僕の独断と偏見で決めてみました『あるあるアクセス制御ベスト 5』を解説を交えながらご紹介したいと思います。 1. 接続元を制限する( IP 制限) 基本認証と並び最も頻繁に使用するアクセス制御ですね。やっている事は単純ですが、意外と根本的な部分を分からずに使いがちなので、その辺りを解説
ApacheにはProxyサーバー機能も備わっています。このプロキシ機能はデフォルトでは組み込まれていないため、mod_proxyモジュールを使って有効にしなければなりません。ここではこのモジュールを有効にしてProxyサーバーとして動作させるまでをみてみましょう。 メモ帳等でhttpd.confを開きます。 #LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so のコメント(#)を解除しモジュールを有効にします。 #<IfModule mod_proxy.c> # ProxyRequests On #</IfModule> のコメント(#)を解除しプロキシリクエストを許可します。 基本的にはこれだけでプロキシとして動作します。デフォルトでは80番ポートでリクエストを待ちます。 Proxyサーバーの便利な機能の1つにプロキシを経由するリクエストと応答をデ
■ドキュメントキャッシュ機能の見直し メモリキャッシュやディスクキャッシュなど、HTTPコンテンツの動的キャッシュ機能が強化されました。開発バージョン時よりも安定性が向上し、Apache 2.2では実用的なレベルになっています。キャッシュ機能を用いることで、一般的にHTTPサービスの応答性を向上させることができます。 また、Apacheをリバースプロキシサーバとして利用する場合もキャッシュ機能を利用可能です。 ■プロキシ機能によるロードバランシングの実現 プロキシでロードバランス機能を実現するmod_proxy_balancerモジュールが追加されました。HTTPやFTPサービスはもちろん、Apache Tomcatなどのサーブレットコンテナとの通信で使われるAJP13プロトコルのロードバランス機能も提供します。 バランシングの制御は、「リクエスト回数」と「トラフィック量」の2つのアルゴリ
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