2011年5月15日のブックマーク (3件)

  • 『ブラック・スワン』を見たゼ! - 空中キャンプ

    新宿にて。ダーレン・アロノフスキー新作。前作『レスラー』(’08)と対になる作品性を持っており、非常に切実さを感じさせるストーリーであると同時に、とてもよく練られた映画でした。女性にとっての成長や思春期とはこのようなものなのだろうか、と想像しながら見ました。ややホラー的な展開もあるのですが、男性であるわたしにとっても思春期は恐怖の連続であったし、いかに別の人間へと metamorphose(変身・変態)していくかというのは思春期における大きな仕事であったようにおもいます。さまざまなメタファーがよく効いている物語だと感じました。内容に触れてしまうといけないので、結末等の記述はしませんが、あるていどストーリーに踏み込む必要があるので、未見の方は注意して下さい。 以下、大まかなストーリー記述やディテールを含む感想です。 基的なあらすじは、母親と同居するまじめなバレリーナがついに念願の主役を指名

  • 『ブラック・スワン』その狂気は、両腕を漆黒の翼に変えて――。 - 1953ColdSummer

    ブラック・スワン BLACK SWAN 2011/アメリカ R15+ 監督:ダーレン・アロノフスキー 原案・脚:アンドレス・ハインツ 主演:ナタリー・ポートマン  執念、執着というものは何とも厄介なものであって、例えば、仏教などではワガに対する我執を克服することから第一歩が始まる、なんてことも言われるように、みみっちく小銭を皮算用したり、いま歩いてきた道を引き返して、落ちていた100円玉をやっぱり拾ったりすることは、とても卑しい行為とされ、と同時に、たかが100円玉に対するうぬのチンケな執着心を露呈したこととなり、周囲に人が居った場合などは、100円にみみっちく執着するとんだ道化として哂われかねんものなのである。おほっ、今あいつ落ちてる100円拾ったぜ、おほほっ。  だが、じゃあチンケでない執着とは何だ、100円ではなく万券狙えということか、よっしゃ一丁武装強盗でもこましたろか、タラちゃ

  • ブラック・スワン 白鳥の女王は醜いアヒルの仔の夢をみるか - The Spirit in the Bottle

    話題の映画。ナタリー・ポートマン主演、ダーレン・アロノフスキー監督作品「ブラック・スワン」を見た。 全然関係ないのだが僕の世代ぐらいだと「ブラック・スワン」と聞いて思い出すのは「聖闘士星矢」のデスクイーン島の暗黒聖闘士ブラックスワン。他の暗黒聖闘士が青銅聖闘士に「ブラック」をつけたものなのに「白鳥」だけ「ブラック・キグナス」でなく「ブラック・スワン」で子供心に変だなあ、と思ったものだ。まあ、死に際に目玉をテレポートさせてフェニックス一輝に届けたことで暗黒四天王の中では印象に残っている(僕が好きなキャラがキグナス氷河だからかもしれない)。多分ブラック・キグナスだと「黒白鳥」になって「頭痛が痛い」みたいな感じになるからか(調べるの面倒なので適当)。閑話休題。 物語 ニューヨークのバレエ団。題目「白鳥の湖」の公演が決定するがベテランのプリマ、べスが引退するため新しいプリ・マドンナを決めるオーディ

    ブラック・スワン 白鳥の女王は醜いアヒルの仔の夢をみるか - The Spirit in the Bottle
    rino5150
    rino5150 2011/05/15
    「暗黒聖闘士ブラックスワン」