もしゴールドラッシュの時代にアメリカで生まれていたら、どちらの道を選んだろうか。 1.金を掘りにいく 2.金を掘りにいく人たち向けの宿をつくる もし、僕が若くて家族もなく、何も失うものがなければ、おそらく、1を選んだだろう。 だけど、僕に家族がいて、子どもたちにお金が必要だったら、2の道を選ぶだろう。 起業にもそういうところがある。 かつてはビジネスというのは、利益を生むこと、それがある程度の長期間にわたって得られることが必須であった。 だが、いまでは、ネット関連事業のスタートアップは、とにかく急速にユーザーを増やせばよい。利益はあとでついてくるから、というスタイルがひとつのスタンダードになっている。また、そういうビジネスは面倒な上場を目指すだけでなく、M&Aで買ってもらうという出口も一般的になってきた。 YoutubeやInstagramの大成功を目にし、また、そういったことに成功した人