以前,「情報処理技術者試験の難易度」という記事をかかせていただいたのですが,ブログのアクセスを見ると,この記事,なにげに人気なんですよね。 といっても,これを書いたのは2009年で,新試験制度が始まって間もない頃ですし,いろいろ曖昧な部分はありました。 新試験制度が始まって3年,そろそろ各試験の難易度や方向性も固まってきましたので,改めて情報処理技術者試験の全12区分の難易度を比較してみたいと思います。 まず,公式の情報,IPAのITスキル標準センターが発表している,「ITスキル標準 V3」の第1部概要編(PDF)では,情報処理技術者試験全12区分を,次の4つのレベルに分類しています。 <レベル1> ITパスポート <レベル2> 基本情報技術者 <レベル3> 応用情報技術者 <レベル4> 高度区分全部(ITストラテジスト,システム監査技術者,プロジェクトマネージャ,システムアーキ