先週後半くらいから株価が下がって、今週は歴史的な世界同時株安をむかえた。 いろんなアナリストや評論家がさまざまなことを言っているが、別に何も難しくはない。 シンプルな話だと思う。 日経平均株価の株価収益率 (PER) に注目してみよう。 PER とは株価収益率のことで、「株価」を現時点での予想「 1 株当たり当期純利益 (EPS) 」で割ったもの。 1 株利益に対して株価がどれくらいの倍率か知ることが出来ます。日経平均ではこの PER が 14 から 16 が適正水準とされています。特に日経平均 PER 14 倍は下支えラインとして機能しているとされています。 上のグラフの薄緑色の部分が、現時点での予想 EPS に基づく PER 14 〜 16 倍の範囲である。 赤い線は日経平均株価だ。 見ると PER 14 倍のラインまで下落し、その後は適正水準の真ん中くらいまで反発したことがわかる。
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