仏像と日本人宗教と美の近現代 碧海寿広 著 仏像鑑賞が始まったのは、実は近代以降である。明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐、すべてに軍が優先された戦時下、レジャーに沸く高度経済成長期から、〝仏像ブーム〟の現代まで、人々はさまざまな思いで仏像と向き合ってきた。本書では、岡倉天心、和辻哲郎、土門拳、白洲正子、みうらじゅんなど各時代の、〝知識人〟を通して、日本人の感性の変化をたどる。劇的に変わった日本の宗教と美のあり方が明らかに。 書誌データ 初版刊行日2018/7/19 判型新書判 ページ数272ページ 定価946円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-102499-2 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店 ❑有隣堂 ❑TSUTAYA ❑くまざわ書店 書評掲載案内 ・EURO-NARASIA Q第20号/西田彰一(立命館大学衣笠総合研究機構